セイコーゴールデングランプリ陸上プレイベントの「ストリートボウタカ」が6日、東京・港区の赤坂サカス広場で行われ、男子棒高跳びの山本聖途(トヨタ自動車)、石丸颯太(Glanz AC)、堀川晴海(T.T.C株式会社)、宮本嶺(KPVC)が出場。

 ただ一人、5メートル20を跳んだ山本が貫禄勝ちし「棒高跳びを知らない方がほとんどだったと思いますが、今日は魅力を伝えられたと思います」とはにかんだ。

多くの観客が集まった「ストリートボウタカ」はビルに向かっていくような珍しい構図で「なかなか経験のない雰囲気の中で跳べたので、楽しかった」と山本。大迫力の競技を間近で見た観客からは、大歓声が上がっていた。

 この日は男子棒高跳びの日本記録保持者・沢野大地さんもエキシビションで挑戦。「3月に少しポールを触った程度」という少ない準備の中で惜しくも失敗したが、レジェンドの跳躍に会場は大盛り上がり。「将来、棒高跳びをやりたいと思ってくれる子が一人でも増えればいいなと思っています」とほほ笑んだ。

 男子棒高跳びは昨年の東京世界陸上でアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)が6メートル30の世界記録(当時)をマークして3連覇を飾り、日本でも大きな話題となった。沢野さんは「『デュプランティスを見たことがある』っていうお子さんもいらっしゃいましたし、やっぱりデュプランティスがいる今がチャンスだと思う。世界の棒高跳びのレベルアップに日本もついていけるように、今の選手たちが頑張れるように、私も何かお力添えができれば」と日本の棒高跳びをより一層、盛り上げていく。

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