◆第74回京都新聞杯・G2(5月9日、京都・芝2200メートル)追い切り=5月6日、栗東トレセン

 第74回京都新聞杯・G2(5月9日、京都)に出走するベレシート(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)が6日、栗東・CWコースで時計以上のスピードを見せた。気性面を考慮してセーブ気味だったが、北村友一騎手が手綱を執り、センツブラッド(4歳オープン)と併せ馬。

7馬身先行し、程よい力感としなやかな脚取りで6ハロン84秒8―11秒6で首差先着した。

 斉藤崇調教師は「折り合いも大丈夫でした。前回の最後の追い切りに比べればちゃんと体を使おうとしていて良かったんじゃないか」と課題の口向きにも及第点の評価だった。対して母の主戦も務めた鞍上は能力に大きな期待を込めるだけに、「少し物足りないところがあって、もう少し動きの質が上がってくれれば」とさらなる上昇を望む。

 G1・4勝の名牝クロノジェネシスの初子。3戦連続で上がり3ハロン最速の末脚を繰り出し、前走の共同通信杯も33秒0の鋭い脚で2着。皐月賞でワンツーを決めたロブチェン(3着)、リアライズシリウス(1着)の間に割って入ってみせた。トレーナーも「馬にとっても我々にとっても、一ついい自信にもなった」と力強くうなずく内容だった。「賞金を加算してダービーに向かいたい」。クロワデュノールで大阪杯、天皇賞・春を制した黄金コンビで堂々と勝ち切る。(松ケ下 純平)

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