◆JERAセ・リーグ DeNA0―10広島(6日・横浜)

 広島・菊池が、ひと振りで打線に勢いをつけた。3回2死一、二塁で先制の1号3ラン。

「2ボールになったので思い切り」と深沢の143キロを左翼席へ運び、11安打10得点の大勝を呼んだ。入団1年目から15年連続の本塁打。球団の生え抜きでは、山本浩二(69~86年に18年連続)以来、4人目の快挙となった。

 本塁打王4度のミスター赤ヘルに「申し訳ない」とタジタジ。主砲として活躍した山本一義(61~75年)と名手、名監督としても名を残す三村敏之(67~81年)にも並んだ。「そんな方々に…」と恐縮しきりだが、自身もレジェンドの仲間入りは確実。ゴールデン・グラブ賞10度の守備に通算1810安打、136本塁打は見事だ。

 チームはDeNAに今季8試合目で初勝利。昨年からの連敗も9で止めた。打線爆発のなか、新井監督は「やっぱりキク」と一番の勝因にした。ベテランも若手も、横一線で戦っているが「打たないと勝てない。体が元気でも戦力だと思ってもらえないと、ここ(1軍)にいられない」と言う36歳。

レギュラーとして健在だ。(安藤 理)

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