◆明治安田J1百年構想リーグ・東 ▽第15節 川崎1―0東京V(6日・U等々力)

 東京Vは敵地で川崎に0―1で敗れ、連勝は4でストップした。

 前節の柏戦(1〇0)から中2日の連戦ということもあり、先発7人を入れ替え、MF田辺、稲見、FW白井、寺沼ら先発機会の少なかったメンバーがピッチに立った。

 立ち上がりは川崎に主導権を握られて押し込まれる展開が続くが、粘り強い守備で無失点に抑える。前半34分には裏に抜け出した寺沼が右足で豪快なシュートを放つも川崎のGKブローダーセンに阻まれる。

 前半を0―0で折り返すと、後半は東京Vがペースをつかむ。9分には森田がゴール正面でシュートを放つも、GKブローダーセンに再び阻まれる。勢いを加速させるべく、東京Vは後半16分に染野、松橋、熊取谷を投入し、前線の3枚をフレッシュなメンバーに入れ替える。すると同18分には染野がミドルシュートを放ち、さらに同26分には左クロスを染野が頭で合わせるも、ここもブローダーセンに左手1本で阻まれる。

 東京Vがチャンスを生かせずにいると、後半28分に自陣でのマイボールのスローインをカットされて攻められ、最後は川崎の脇坂に豪快なミドルシュートを決められて先制される。結果的に枠内シュートはこの1本だけだったが、勝敗を左右する大きな1失点となる。

 終盤は猛攻を見せるも、森田の左足ミドルシュートが相手DFに阻まれるなど、ゴールをこじ開けることはできず、連勝は4で止まった。

 試合後、城福浩監督は「サポーターの熱い応援の期待に応えることができませんでした。非常に残念です。ゲームにおいては、特に守備においてあまり腰が引けることなく前から行こうとしてくれたので、そこは評価してあげたいと思います。

ただ、いつ行って、いつやめるのかというところは、やはり底上げをもっともっとしなきゃいけないなというふうに思います。プレーの判断の質がやはりゲームに常に出ている選手とそうでない選手では差があったので。特に前半の30分くらいまではアジャストするのにかなり時間がかかったというふうに認識しています。それでも、球際のところでよく戦ったんでね、前半は失点ゼロで抑えられましたけれども、その入れ替わり方、やはり判断のところが、これを機にしっかり学ばせたいと思います」と、選手層の底上げの重要性を強調した。

 続けて「後半については我々が盛り返したと認識していますし、あの失点以外で相手にチャンスを作られたかというと、ちょっと私は思い出せないです。それくらい押し込んだ中で、あのスローイン1本の、どこに投げるか、それくらいの細部のところでもやはり判断が、常に出ている選手とそうでない選手でちょっと差があるので、そこからスタートしたあの失点は本当にもったいないなと。勝ち点ゼロで終わるような試合じゃない。やはり細部のところで我々が拙いところを見せてしまえば、川崎さんはクオリティがあるので、本当にあのスローインからのプレーというのはもったいないなと思いますし、しっかりみんなで学んでいきたい」と悔しさをにじませた。

編集部おすすめ