バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ準決勝第1戦 サントリー 3―0(25―12、25―22、25―18) 名古屋(9日、大阪・Asueアリーナ大阪)

 2戦先勝方式のチャンピオンシップ(CS)の準決勝が行われ、レギュラーシーズン(RS)1位で、昨季CS王者・サントリーサンバーズ大阪が、4位のウルフドッグス名古屋を3―0で下し、先勝。決勝(15日~、横浜アリーナ)進出に王手をかけた。

10日にも同会場で対戦する。

 今季限りで退団が決まる高橋藍は、サーブ2得点を含むチーム3位の8得点でけん引。攻守でチームを支えた主将は「チームとしてはかなりいい状態で戦えた。ここまで来れば、勝つだけなので、勝つことにフォーカスして、全員が役割を果たせたと思います」と振り返った。

 第2セット(S)の出足から強いサーブでサービスエースを決めるなど、チームとしてもサーブで名古屋の3に対し、7得点。サーブで相手守備を崩せたことで、武器の鉄壁ブロックが効いた。藍自身もワンタッチを取ってレシーバーにつないだり、クリュカが4点を挙げ、チーム合計10得点。相手エース・宮浦健人らの攻撃を封じた。藍は「サーブが重要になると思っていた。ブロックディフェンスの連携が取れて、スムーズにプレーできていた」と手応えを語った。

 第2Sではパワーサーブで相手のリズムを乱すと、味方のパスにフェイクトス(スパイクを打つふりをしてトスを上げる)を披露。7557人の大観衆から「うぉ~!」と驚きの声が上がると、ライトのムセルスキーが強打を決めきった。

トリッキーなプレーでも観客を喜ばせた。

 4月18日の東京GB戦でRS40勝目(4敗)を飾った。相手の名古屋は前週にCS準々決勝で広島Tに2連勝したが、サントリーは約3週間の試合間隔が空いた。3日間の完全オフを設けてリフレッシュ。その後、状態に合わせて練習を再開し、週末には実戦形式の6対6を行い、感覚を養った。名古屋の水町泰杜が「3週間空いて、パフォーマンスがすごくいい。頭もクリアでファイナルに向けて仕上げてきているなと感じました」と舌を巻くほど、サントリーは高い質力で戦えた。

 10日に同会場で名古屋と戦い、勝てば15日から始まる決勝に進出。この日も超満員の7557人の大観衆が詰めかけた。今季を最後にチームを離れる藍主将は「今季、たくさんの方々が応援してくださった。いい環境でやらせていただいた。今週末で(ホームの試合は)終わりますけど、最後に皆さんと一緒にファイナルに行くということを達成したい。

期待に応えられるプレーをしていきたい」と決意。有終Vでチームに最高の置き土産を残す。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。RS上位6チームが進み、1位のサントリーと2位の大阪Bはシードで準決勝から。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行う。準々決勝では4位名古屋が5位広島Tに、3位愛知が6位東京GBに2連勝し、それぞれ準決勝に進出した。決勝は15~17日に横浜アリーナで開催。

編集部おすすめ