卓球 世界選手権団体戦 第12日(9日、英ロンドン)

 3戦先勝方式で争う決勝トーナメントの準々決勝で、張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)、橋本帆乃香(デンソー)で臨んだ世界チームランク2位の日本女子が、同4位のドイツを3―0で退け、10日の決勝進出。14年から6大会連続の銀メダル以上が確定し、1971年大会以来、55年ぶりの金メダル獲得に王手をかけた。

 この日も日本代表は、17歳の張本が発案した全員でピースを逆さにする「ギャルピース」のポーズを披露して入場。3日のリーグ戦では3―1で倒したドイツに対し、日本は第1試合で張本が43歳の大ベテラン、ハン・インを3―1で下して26歳差対決を制した。第2試合では早田がウィンターに先に2ゲームを失う展開。しかし、焦るそぶりは一切見せず、ここから反撃。3連続でゲームを奪い、3―2で勝利した。第3試合のカットマン・橋本は2連続先取で勢いにのり、そのまま3―0で決めた。

 100周年記念大会が聖地・ロンドンで行われ、日本は開幕7連勝だ。決勝Tのシードを決めるリーグ戦で日本は、イングランド、フランス、ドイツに3連勝し、組1位突破で第2シードを獲得。決勝Tでもクロアチア、ルクセンブルク、ウクライナに1ゲームも落とさず、盤石な勝ち上がりを見せ、6大会連続のメダルを確定させてきた。

 7連覇を狙う世界チームランク1位の中国はこの後、同7位のルーマニアとの準決勝を控える。5大会連続銀メダルの日本だが、55年ぶりの頂点まであと1勝。悔しさをぶつけ、新たな歴史の扉を開く。

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