大相撲 ▽夏場所初日(10日、両国国技館)

 東前頭筆頭・藤ノ川(伊勢ノ海)が、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を破って好発進した。立ち合い頭で当たって、右をのぞかせた。

攻めを休むことなく、すかさず肩透かし。相手の体勢が崩れたところを、一気に突き出した。

 身長差12センチ、体重差55キロある相手を圧倒する内容に、館内も大歓声。「いい相撲だったと思う。押し続けることしか考えていなかった」とうなずいた。春巡業は首痛で途中離脱もあったが、この日の立ち合いも頭から当たる真っ向勝負。「思い切りいけている」と力強く話した。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「動かないと勝てないからね。稽古をやっている証拠。気迫があって、気持ちがいい。気持ちが大事だということ」と評価した。

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