卓球 世界選手権団体戦 最終日(10日、英ロンドン)

 3戦先勝方式で争う男子の決勝トーナメント決勝で、張本智和(トヨタ自動車)、松島輝空(そら)、戸上隼輔(井村屋グループ)で臨んだ世界チームランク4位の日本は、同1位の中国に0―3で敗れ、4大会ぶりの銀メダルを獲得した。中国が12連覇を達成し、日本は1969年大会以来、57年ぶりの頂点に一歩届かなかった。

 エース・張本は「内容は悔いが残るところがたくさんありますが、一番で勝って1―0で渡すことができなかったので、自分の仕事を全うできなかった。負けてしまったことが全てなのかなと思います」と悔しさをにじませた。

 苦しい立ち上がりとなった。第1試合でシングルス世界ランク3位の張本が同21位の梁靖崑(りょう・せいこん)に、先に2ゲーム(G)を連取した。得意のバックのラリーで先手を取り、相手を圧倒する展開になった。だが、2―0の第3G以降、相手の驚異の粘りに遭った。2―2の最終Gでは8―3のリードから8連続失点。フルゲーム激闘の末に逆転で敗れ、いい流れで松島にバトンを渡せなかった。

 ランク8位の2番手・松島は1位の王楚欽(おう・そきん)から先に1ゲームを奪ったが、3―1で逆転負け。3番手・戸上は世界6位の林詩棟(りん・しとう)に2ゲームを連取された。それでも1―2の第4Gでビハインドから8―8で追いつくなど執念の粘りを見せたが、力尽きた。

 次は28年に福岡で開催される。

前回24年は8強だっただけに、4大会ぶりの決勝の舞台で戦い抜いた日本男子。張本は「前回大会より結果が良くなったことや銀メダルを獲得できたことは胸を張っていいですし、自信にすることはたくさんあるけど、やっぱり金メダルはまだ遠いと思うので。自信にするところと課題を明確にして、どこの国にも勝てるように。家に帰って練習します」とリベンジを誓った。

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