第21回ヴィクトリアマイル・G1は5月17日、東京競馬場の芝1600メートルで行われる。
エンブロイダリー(牝4歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)は昨年の桜花賞、秋華賞を制して牝馬2冠。
初の海外遠征だった2走前の香港マイルは案外な結果(11着)に終わったが、ジックリと間隔を空けて立て直した前走の阪神牝馬ステークスでは、この馬本来の強いパフォーマンスを披露。最内枠ということもあり先手を取ってマイペースで運ぶと、直線ではいったん後続との差を広げる場面。最後は首差まで詰め寄られたが、1番人気に応えて改めて能力の高さを示した。
1週前追い切りは美浦・Wコースで5ハロン65秒9―11秒1の好時計で4馬身先着。レースに向けて予定通りのメニューを消化できており、クイーンカップを勝った東京マイルに替わるのもプラス。3つ目となるG1タイトルへ視界は良好だ。
カムニャック(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ブラックタイド)は、昨年G2(フローラステークス)、G1(オークス)、G2(ローズステークス)を3連勝。今年初戦の前走はエンブロイダリーに先着を許したが、首差の2着なら悲観する必要はない。こちらも直線が長い東京コースに替わるのは歓迎。阪神牝馬ステークスで秋華賞の不可解な敗戦を払拭(ふっしょく)したオークス馬が再び、東京で輝きを取り戻す。
ジョスラン(牝4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)は全兄がエフフォーリアという良血だが、体質が弱く昨春のクラシックは間に合わなかった。
クイーンズウォーク(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎、父キズナ)はまだG1こそ勝てていないが、重賞を3勝。今年初戦の金鯱賞も牡馬の強豪を相手に0秒1差の3着と好走した。昨年の2着馬が虎視たんたんと頂点を狙う。



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