張本は中国のエース相手に金星を奪えるか(C)Getty Images

 卓球世界選手権団体戦(ロンドン)の準決勝が現地時間5月9日に行われ、男子では日本がチャイニーズ・タイペイを3-0下し、決勝進出を決めた。日本男子にとって10年ぶりとなる決勝の戦いは、金メダルを懸け中国と対戦する。

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 日本はグループリーグに続き、チャイニーズ・タイペイをストレートで退けた。第1試合で張本智和と林昀儒が対戦し、張本は1ゲーム目を落とすも、そこから3ゲームを連取し逆転で白星を掴んだ。これで勢いに乗った日本は続く松島輝空、戸上隼輔も勝利し、終わってみれば完勝を収め、決勝への切符を手にしている。

 10日に行われる決勝で日本は、ベスト4でフランスを破って勝ち上がってきた中国に挑む。日本にとって現在も中国は高い壁であることは間違いない。それでも、対戦を控える中国の国内の反応では、日本を警戒する声も上がっている。

 ポータルサイト『捜狐』は10日に、世界選手権男子決勝を展望するトピックを配信しており、両チームのエースの存在をフォーカス。世界ランク1位の王楚欽と同3位の張本による顔合わせを有力視し、「現卓球界を代表するトップ選手同士の対戦実現にも注目が集まっている。卓球界の現役ナンバーワンを決める争いが、この試合で決着するかもしれない」と綴っている。

 さらに、両軍のエースが鍵を握るファイナルの戦いについて、「この決勝は、技術、メンタル、そして意志力のすべてが問われる戦いとなる」と分析。その上で、「王楚欽は攻守に隙のない総合力を誇り、サービスやレシーブの巧さ、ラリー戦での安定感を武器に、張本智和の前陣速攻を的確に封じ込めることができる。一方の張本智和は、バックハンドの爆発力と連続攻撃のスピードが武器で、勝負どころでの強さも際立っており、その破壊力は侮れない」として、それぞれの特徴を評している。

 頂点を懸け、今大会のラストを飾る注目の“日中決戦”。張本が中心となる日本は、12連覇を目指す中国に土をつけることが出来るだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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