◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(12日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が12日(日本時間13日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場し、1―1の同点で迎えた3回先頭の2打席目に、93・9マイルのシンカーを左中間にはじき返すと、そのままスタンドに吸い込まれた。待望の一発は移籍後自己ワーストとなる12戦、さらには53打席ぶりとなる7号アーチ。

一塁を回って着弾を見届けると、思わず天を見上げて安堵の表情を浮かべた。ベンチでは歓喜に沸くナインにひまわりの種シャワーを浴びるなど、大歓迎を受けた。

 ジャイアンツの先発右腕ハウザーは新加入の33歳ベテランで、今季は7試合に登板し、0勝4敗、防御率6・19。大谷とは試合前時点で通算3打席の対戦があり、2安打1三振の内容だった。初回先頭の1打席目は、カウント1―2から低めボール球の87・5マイル(約140・8キロ)のチェンジアップに食らいつき、しぶとく右前に運んだ。その後、1死満塁で三塁走者・大谷はスミスの右犠飛で先制のホームを踏んだ。

 前日11日(同12日)の本拠地・ジャイアンツ4連戦の初戦では、試合前に今季3度目となる屋外フリー打撃を実施し、計52スイングで17発と上々の調整を行った。だが、試合では5打数無安打で11戦、51打席連続ノーアーチ。直近23戦の計111打席でわずか本塁打「1」と打球が全く上がっていない。ロバーツ監督も「打撃練習はよかったが、試合になったらこれまでの状態に戻っていた。今は典型的な例だが、単に振ることで状況を打破しようとしている。考え自体は理解できる。

けど本当に危険な打者に甘い球は来ない」と分析。今季初の欠場となる“完全休養”の可能性も示唆していた。

 前日には佐々木朗希投手(24)が登板するも6回途中3失点で降板し、勝ち負けはつかず。チームは逆転負けを喫し、3連敗で4月25日(同26日)以来の2位に転落した。この日は山本が今季8度目の登板で4勝目を狙い、翌日には大谷が登板を予定。今季2度目の同一カードに日本人が3戦連続先発となる。

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