◆JERAセ・リーグ 巨人4x―2広島(13日・福井)

 巨人の則本昂大投手が移籍後最長タイ、チームの今季最長タイとなる7回を投げて無失点と好投した。

 広島の先発・玉村との投手戦。

中盤に流れを左右する大きな攻防があった。

 1―0で巨人1点リードの6回の守備。先頭の菊池の遊撃内野安打で無死一塁となった。続く3番・小園の1ボールからの2球目、一塁走者の菊池はスタートを切った。捕手の大城は外角のボールゾーンに構えていて、則本は投球を大きく外して小園は空振り、大城が二塁に送球して菊池は盗塁死となった。

 ヒットエンドランを察知して「外角外し」をした巨人バッテリーが上回った。1点を争う僅差の接戦。仮にエンドランで安打を打たれたら、一気に好機となり広島に流れが傾く可能性もあったが、それを阻止した。

 阿部監督は普段から「盗塁死とか走塁死は流れが変わる」と話している。バッテリーが相手ベンチの細かい動きや打者の雰囲気などを細かく観察しているからこそ生まれた「外角外し」とも言える。1試合27アウトのうち、大きな1アウトとなったプレーが、則本の7回無失点の好投につながった。(片岡 優帆)

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