大相撲 ▽夏場所7日目(16日、両国国技館)

 昨年、金沢学院大で全日本相撲選手権準優勝し、追手風部屋からデビューした幕下最下位格付け出しの大森(追手風)が、西幕下56枚目の豪ノ勝(武隈)を下手投げで破り、無傷の4連勝で勝ち越しを決めた。

 右四つとなり、左上手を引いた。

投げを打たれても、上手を離さずに耐え抜くと、力強い下手投げで転がした。「どう自分の形にするか考えていた。しんどかったけれど楽しかった」と笑顔。給金直しに「勝ち越せてうれしい」と喜びつつも「次はもっと内容を磨きたい」と満足はしなかった。

 勝ち越しのかかる一番に「緊張した」といいつつ、取り組み前には2勝目を挙げた幕下最下位格付け出しの火雷(ほのいかづち、雷)と目が合った。「目が合って笑っていたので、つい笑ってしまった」と余裕をみせるほどの強心臓ぶりだ。

 多くの声援が送られた。「いつもよりお客さんが多いと思った」と喜んだ。残り3番へ向け「全力でいくところまでいく」と気合を込めた。

編集部おすすめ