◆プロボクシング 「フェニックスバトル157」▽ライト級(契約体重59・9キロ以下)6回戦 藤木勇我―ウィラ・ミカム(6月10日、東京・後楽園ホール)

 世界ユースなどアマチュアボクシング9冠の「ザ・キング」藤木勇我(18)=大橋=がプロの第一歩を踏むプロデビュー戦(6月10日、東京・後楽園ホール)のチケットが16日、チケットぴあで発売開始された。

 「Rising stars of the boxing world」というコピーがついたフェニックスバトルのメインイベントで、藤木はタイのスーパーフェザー級(58・9キロ以下)王者ウィラ・ミカム(28)を相手に契約体重59・9キロ以下(ライト級相当)6回戦を戦う。

4月の発表会見で、藤木は「デビュー戦に向けて、日々練習をしっかりやっている。勝つ準備をして、6月10日は過去最大の自分を見せたい」などと意欲を示した。

 戦績は藤木がデビュー戦、ウィラが21勝(13KO)2敗。

 この日の興行では、大橋ジムのスーパーホープが勢ぞろいする。7戦全勝(6KO)の東洋太平洋バンタム級(53・5キロ以下)3位・坂井優太(20)は元東洋太平洋バンタム級王者フローイラン・サルダール(37)=フィリピン=と契約体重54・0キロ以下(スーパーバンタム級相当)8回戦を戦う。3月24日のプロデビュー戦で6回TKO勝ちした「ザ・サンダー」片岡雷斗(19)はタイのスリヤ・スッタルクサ(26)とライトフライ級(48・9キロ以下)8回戦、片岡の弟で「ザ・ドリーム」の異名がついた叶夢(とむ、18)は、アッタチャイ・プラソエトスリ(24)=タイ=とプロデビュー戦を行う。

 デビュー戦でいきなりメインイベンターに抜てきされた藤木は大阪・興国高で出場した高校全国大会(選抜、総体、国体)を6大会すべて制覇。高1でアジアジュニア選手権60キロ級、高2でU―19世界選手権同級で金メダルを獲得。昨年11月の全日本選手権にはウエルター級で出場し、17年大会の現WBA世界スーパーフェザー級3位の堤駿斗(志成)以来となる高校生Vを果たし、計9冠を達成した。

 大橋ジムの大橋秀行会長(61)は「文字通り、日本の至宝です。史上最高の逸材」と期待をかけ、愛称「THE KING」と命名した。

 そのほかの対戦カードは以下の通り。

試合はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」でライブ配信される。

 ▽スーパーバンタム級(契約体重54・0キロ以下)8回戦 坂井優太(大橋)―フローイラン・サルダール(フィリピン)=セミファイナル▽日本ウエルター級(66・6キロ以下)・ユース王者決定戦8回戦 石井竜虎(渡嘉敷)―マーロン・パニアモーガン(フィリピン)▽ライトフライ級8回戦 片岡雷斗(大橋)―スリヤ・スッタルクサ(タイ)▽スーパーウェルター級(69・8キロ以下)8回戦 川渕一統(ABC)―プームリットデーット・チョンラトンダンムロンクン(タイ)▽ミニマム級(47・6キロ以下)8回戦 坂田一颯(S&K)―上田るか(石田)▽スーパーバンタム級(契約体重54・0キロ以下)6回戦 片岡叶夢(大橋)―アタッチャイ・プラソエトスリ(タイ)

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