結成16年以上の漫才師が競うお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント」のグランプリファイナルが16日、東京・台場のフジテレビで行われ、結成18年目のコンビ「トット」が第4回大会の王者に輝いた。

 4年連続グランプリファイナル(8強)に進出した金属バットは、ヤングとタモンズを下して決勝に進出。

一方のトットは、ザ・パンチとリニアを撃破して相まみえた。両コンビにとってこの日3本目となる6分のネタを繰り出した。

 先攻のトットは、ともに独身であることを生かした結婚後を壮大に妄想するネタで勝負。281―264で金属バットを下した。ツッコミの多田智佑(ともひろ)は、優勝賞金1000万円と副賞を手に「本当にうれしい。テレビの向こうで奥さんと子供も見てくれてるんで。やったよー!」と“エア家族”に呼びかけて笑いを誘い、「やめんでよかった」と本音を吐露した。

 優勝決定直後の会見に登場した多田は「何もなかった俺たちなんですよ。夢のようです」と感無量。ボケの桑原雅人は「不思議な感じがします。現実なんかな」と半信半疑の様子で、「(ネタの)1本目をすごく笑っていただいたんで、そこからはいつもの劇場のように肩の力が抜けた」と振り返った。

 喜びを誰に報告したいかを聞かれた桑原は「かまいたちさんにVTRでも応援してもらっていた。

僕らの力がウソじゃなかったでしょ、というのが(証明)できたかな」と胸を張った。

 「THE SECOND」は、全国ネットの賞レース優勝経験がない漫才師たちによる第2のチャンスとして発足した。2023年に第1回が行われ、第4回の今年は大会史上最多となる152組がエントリー。対戦はトーナメント方式で、採点は100人の観客が1~3点の持ち点で採点した。

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