演劇プロジェクト会社「AOC(オールアウトチャレンジ)」のプロデュース第2弾公演「礎の響<天下の分け目に立つ者>―Those Who Stand at the Divide―」が8月5~16日に東京芸術劇場シアターウエストで上演される。

 「AOC」は、女優の水野美紀が「日本の魅力を世界へ」を合言葉に、米ニューヨーク在住のクリエイター、IT実業家らと設立。

言語の壁を越え、視覚的な演出で世界中の人々に日本の文化を楽しめる芸術を提供している。

 没入型ノンバーバル(言葉がなく、せりふ、動きで感情を表現する)演劇。今回の「天下の分け目に立つ者」は歴史の大きな転換点である「関ヶ原の戦い」が題材。本作最大の特徴は、観客の選択によって物語が分岐する特異点があることだ。

 さらに通路を含む劇場空間全体を使った同時多発的な演出も健在。セリフのない表現はそのままに、より能動的でスリリングな観劇体験を創出する。また、今回は開演1時間前からロビーを開放し、QRコードを使った謎解きも実施。劇場空間そのものが物語となり、観客自身がその一部となる、進化したAOCの新たな挑戦だ。

 水野は「素晴らしいキャストと共に、歴史に思いを馳せ、武将たちの、私たちと同じ一人の人間としての心の揺らぎ、息遣い、体温までも感じながら、1時間のタイムトリップをお楽しみください。確かな演技力と様々なスキルを持った最高のキャスト陣が、みなさんを別世界へと誘います」と話している。

 作・演出はFraction Y. Zenith(FyZ)。出演は水野のほか、木原瑠生、井澤勇貴、本田礼生、加藤啓、鐘ヶ江洸、KTR、永沼伊久也、冨田昌則、滝川広大、内田将綺、青山郁彦、松下広敬、入江二千翔、伊藤直貴、RUSY、廣瀬智紀ら。

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