巨人のファームを詳しく紹介する随時掲載の新企画「ファーム情報FROM G TOWN」。今回から2回にわたり、1軍での活躍を目指して2軍で汗を流す新人選手にスポットを当てる。

今回は投手編。ドラフト3位・山城京平投手(22)=亜大=、育成1位・冨重英二郎投手(24)=BC神奈川=、同2位・林燦投手(23)=立正大=、同4位・河野優作投手(22)=愛知学院大=の2軍開幕から約2か月を振り返る。(取材・構成=加藤 翔平)

 ファーム・リーグ開幕から約2か月。大志を抱いて巨人のユニホームに袖を通した新人たちは、それぞれの課題と向き合い汗を流す。山城は1軍の開幕3戦目・阪神戦(東京D)に先発したが、3回途中5失点で降板。2軍では8試合計19回1/3回を投げて防御率2・79とまずまずだが、四死球20と制球面に課題を残している。現在は5戦連続で救援での登板が続いているが、「ゲームを作る力を磨いて、長いイニングを投げられるように」と課題克服に取り組んでいる。

 冨重は14試合に登板して1勝2敗2セーブ、防御率6・75。14日のファーム・リーグ、DeNA戦(Gタウン)では公式戦初先発で2回4失点(自責3)だった。数字にこそ表れていないが、他球団の編成からは「支配下でも投げられるくらいの力を持っている」と評価は高い。「体が大きくなっている分、出力も上がっている。細かいコントロールや状況ごとの対応を磨いていきたい」と冨重。

最速153キロで不規則に動く直球と、キレのある変化球を武器に支配下昇格を狙う。

 林はここまで2軍での登板はないが、3軍では9試合に登板して計10回2/3を自責1。投球回よりも多い12奪三振をマークしている。最速152キロの直球と落差の大きいフォークを武器に、まずは2軍戦での公式戦登板を目指す。

 河野は開幕を2軍で迎え、6試合に登板して防御率4・50。4月11日の登板を最後に3軍で実戦経験を積んでいる。「左打者に打たれてはいけない立場。独特なフォームで打ちにくさと球の角度をアピールしていきたい」。左横手から繰り出す最速148キロの直球と曲がり幅が大きいスライダー、春季キャンプから磨きをかけてきたツーシームを生かして“左キラー”に名乗りを上げる。

 1軍ではドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が開幕投手を務め、すでに5勝。同2位・田和廉投手(23)=早大=がデビューから16試合連続無失点を記録して防御率0・64と奮闘している。それ以外のルーキーズも東京Dで活躍することを目標に日々、経験と練習を積み重ねていく。

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