今年2月に硬式野球部員2人が児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で書類送検され、部員のSNS不適切利用で今月9日まで3か月の対外試合禁止処分を受けた日大三(東京)が25日、処分後初めて取材に応じた。

 東京・町田市内の同校グラウンドで、三木有造監督(52)が報道陣に対応し、今夏の西東京大会に出場する意向を明らかにした。

同校野球部は2月12日から活動を休止し、3月7日に春季東京都大会の出場辞退を発表。その後、4月13日から活動を再開させ、対外試合禁止処分が開けた今月10日から練習試合も再開させている。

 三木監督の主な一問一答は以下の通り。

 ―今夏の西東京大会への参加は。

 「参加させていただく方向でやらせていただいています」

 ―出場にいった経緯は。

 「生徒も十分に反省をして、学校の協力もあったり、いろんな方にご迷惑もおかけしました。もう一回、一から頑張ろう、生徒と一緒に取り組んでいこうということです。高野連の処分もありましたし、もうこのようなことが絶対に二度と起こらない指導もやってきたつもりです」

 ―対外試合禁止処分があけたタイミングでは、選手にどのような声をかけたのか。

 「もうこのようなことは絶対に起こってはいけないと、忘れてはいけない。(選手は)2か月間、自宅に戻って大好きな野球ができない状況でした。でも、いろんな方から『それは当然だろう』と言われたこともありますが、しっかりと見つめ直して、2か月みんなで力を合わせて、もう一回やろうという期間だったように思います。生徒も野球がやりたいという一言だと思うんですよね」

 ―現在のチーム方針は。

 「間違ったことはもう絶対にみんなで注意しあいながら、正しい行動だったり、正しい言葉遣いだったり、今まで当たり前だったことをもう一回しっかりと見つめ直して。合宿所の生活もそうですし、学校生活もそう。もちろん学生ですので勉強の方もしっかり取り組んで、野球の方もしっかり取り組んでいかなければいけないということで再開させてもらった」

 ―今回の件を受けて、三木監督自身が感じたこと、教訓にしていきたいことは。

 「我々が思っている以上に、もっと生徒に対して私たちも勉強していかなきゃいけない部分もある。SNSの使い方も含めて、こういうことが起こらないと思ってはいましたけど、実際に起こってみて生徒のほうが一番大変だったと思うんです」

 ―SNSを使っている以上は、全国の高校に同じリスクがある。どうやって防ぐ努力をしていくか。

 「学校でもアイパッドを使います。合宿所の中では携帯電話は使用禁止にしていますが、とにかくうるさいぐらいに取り返しのつかないことが起こらないようにというところは、もう常日頃から(伝えていく)」

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