◆米大リーグ ホワイトソックス―ツインズ(25日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ホワイトソックス・西田陸浮(りくう)内野手(25)が25日(日本時間26日)、本拠地・ツインズ戦に「9番・右翼」でスタメン出場してメジャーデビューした。

 1回には村上が18号同点ソロ。

1、2回に右飛を1本ずつ難なく捕球すると、同点の2回2死一、二塁では、ジャクソンの右安を素早く本塁へ送球した。ワンバウンド送球のレーザービームで、二塁から本塁を狙ったアルシアを刺す好プレーがいきなり出た。

 前を打つロモが勝ち越しの5号2ランを放って本拠地がお祭り騒ぎとなった中、2回無死でメジャー初打席に立ったが、空振り三振に倒れた。2点リードの4回2死走者なしの2打席目には、中前安打でメジャー初安打。本拠地はまたしても大きく沸いた。

 大阪・枚方市出身で、東北高(宮城)を卒業後にマウント・フッド・コミュニティー大に留学。その後、オレゴン大に編入し、23年7月のドラフト会議でホワイトソックスから11巡目(全体329位)指名を受けた異例の経歴の持ち主だ。NPBを経ずにメジャーデビューしたのは、鈴木誠(マック鈴木)、多田野数人田沢純一、加藤豪将に続いて5人目。野手では加藤に続いて2人目で、日本の高校から米国の大学を経てドラフト指名されてメジャー昇格した初の選手となった。

 今季は傘下マイナーで2A、3Aで計44試合に出場。164打数53安打の打率3割2分3厘、1本塁打、12打点、15盗塁の成績を残してアピールしていた。2月のアリゾナ州グレンデールでのキャンプ中にはメジャー1年目の村上とともにトレーニングをしてサポートしたこともあった。

 身長は168センチと小柄で、俊足好打と内外野を守るユーティリティー性が武器。24年は127試合で49盗塁、25年は115試合で40盗塁と俊足をアピールして、この日初めてメジャーに昇格し、即スタメン起用。背番号は「51」でのデビューとなった。

 ◆西田 陸浮(にしだ・りくう)2001年5月6日、大阪生まれ。25歳。北大阪ボーイズから東北高に進学し、1年秋から公式戦出場も甲子園出場はなし。マウント・フッド・コミュニティー大に進学し、1年目から36試合で大学新記録の33盗塁。オレゴン大に編入し、23年7月のドラフトでWソックスから11巡目(全体329位)を受けた。マイナーでは通算306試合で2本塁打、93打点、打率2割9分、110盗塁。168センチ、68キロ。右投左打。

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