今年の日本ダービーで見逃せないのが、“皐月賞を使わなかった組”の存在だ。

 アウダーシアはスプリングステークスで、その後に皐月賞4着となるアスクエジンバラ、さらに6着に入ったサウンドムーブにも先着。

決して相手関係に恵まれたわけではなく、世代上位クラスと互角以上に戦ってきた実績がある。

 特に評価したいのはレース内容だ。ラスト3ハロン11秒9-11秒7-11秒7という厳しい持続力勝負のなか、ゴール前できっちり差し切り。最後まで脚色が鈍らなかった点は、東京2400メートルでも大きな武器になる。

 その後は皐月賞を見送り、ノーザンファーム天栄でリフレッシュ。

 今年の皐月賞は高速決着となり、上位馬ほど消耗も大きかったはず。そこを使わずに済んだことは、ダービーへ向けて大きなアドバンテージと言える。

 さらに心強いのが、東京G1で好成績を残している「外国人騎手×ノーザンファーム天栄帰り」の組み合わせ。

 実績、末脚、フレッシュさ、そして好走パターン。

 条件がそろった今回は、皐月賞組をまとめて差し切るシーンがあっても驚けない。

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