◆マツナガ杯春季埼玉県東西支部大会(G杯支部予選=5月23日・ケイアイスタジアムほか) ▽西支部決勝 武蔵嵐山ボーイズ3-0鶴ケ島ボーイズ

 西支部は武蔵嵐山ボーイズが、東支部は春日部ボーイズが優勝。敗れた鶴ケ島、浦和中央ボーイズを含めた4チームが、ジャイアンツカップ地区予選進出を決めた。

武蔵嵐山は東日本選抜メンバーの黒沢翔外野手(3年)を中心に3―0で完封勝利。ジュニアも狭山西武ボーイズBを逆転で下し“兄弟同日V”となった。

 最後の打者を三塁フライに打ち取ると、武蔵嵐山ナインからやっと笑みがもれた。初回から1点ずつ小刻みに得点も、4回以降は打者3人ずつに抑えられるなど、目指している野球に遠い優勝だった。

 「選手はよくやったと思いますが、打撃などふがいない中身でした」と堀江則幸監督(52)。塁に出てチームの活気づかせ役の1番・月山竜平主将(3年)と2番・黒沢が2人で1安打。黒沢は二塁打1本も自身記憶にない1試合2三振を喫した。「タイミングが合わず全然ダメでした」と言えば、月山主将も「力んでしまった」と苦笑い。

 そんななか、1回1死三塁で先制犠飛を放った先発右腕・山口和真(2年)は4回45球6奪三振。スライダーのキレが抜群で、打者12人に初球ボールは1人だけのパーフェクト。外野にも飛ばさせなかった。「コントロール良く、カウントを取れたのがよかったです」と笑顔。

2番手左腕・新井悠偉(2年)、3番手右腕・中島蓮(3年)も好投し、エース中村定誠(3年)の出番なしだった。

 投手陣は盤石なだけに、打撃の奮起が待たれる。夏の全国選手権、さらに4年連続G杯出場へ。高いレベルの野球を目指し、今一度力を集約する。

[鶴ケ島]女子選手の小沢芽衣(3年)が先発を任された。17日の東松山中央戦のブルペンで、「投げるのが怖い」と突然イップスに襲われるも、市橋徹哉監督(54)から「決勝は先発」と告げられ決意のマウンドに。「ストレートが良かったです」と2回2失点で試合を作った。完封負けを喫し、指揮官は「芽衣はよく投げました。もっと打てると思いましたが…」と苦笑い。

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