競泳 ▽日本選手権 第1日(4日、東京アクアティクスセンター)

 女子100メートルバタフライで日本記録保持者の池江璃花子(横浜ゴム)は58秒11で2位に入った。予選を5位で通過したが、決勝はコンディション不良もあり、棄権も考えた。

高城直基コーチに相談し、「水泳選手として、日本選手権に選ばれてる以上、決勝には出場するべき」と決意を固め、順位を上げて今大会最初の種目を終えた。

 日本代表合宿中に右肩を負傷。「ほとんど問題ない」と気丈に話したが、ウェートトレーニングは思うようにできていない。「上半身を強化している中での故障。強度に対して、いろいろ間に合ってなかったのかな」と受け止めた。今年は3月にも日本選手権を行っており、5月にはオーストラリアでシドニー・オープンに参加。「この時期に日本選手権を入れられるのは非常に困る。一番強化しないといけない時期で、肩を壊してトレーニングができていない。そんな中での試合なので、気持ちが入らない部分もある」とメンタル面での難しさも語った。

 立て続けに大きな試合をこなし、難しさもある一方で自身にとって大きな意味を持っていると話した。「残り少ないであろう水泳人生の中で、日本で自分のレースをしている姿を見せていくのは、いろんな人にとって少しでも影響があればと思って泳いでいる」。28歳で迎える28年ロサンゼルス五輪を大きな目標とし、現役を続けている。

「いつまでやるとか心の中では決めてるけど、実際なんだかんだ伸ばしちゃうんじゃないかなとか、いろんなことを考えて水泳をやっている」と現在の思いを明かした。「少しずつ時期が近づいてきたら、なるようになるかな」と時間に身を任せ、2年後の大舞台でのメダル獲得に燃えている。

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