◆米大リーグ カブス5×―4ロッキーズ(15日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・今永昇太投手(32)が15日(日本時間16日)、本拠地・ロッキーズ戦に先発登板。5回3分の2で85球を投げ、5安打1失点、3奪三振の粘投を見せ、5勝目の権利を持って降板した。

1―0とリードしたままマウンドを降りるも、代わって2番手で登板したメートンが押し出し四球を与えて追いつかれたため勝利投手の権利は消滅し、7試合連続白星なしとなった。試合はカブスがサヨナラ勝ちした。

 初回、前日14日(同15日)のアスレチックス戦で2本塁打など4安打7打点だった先頭のカストロに左前安打を許した今永。それでも後続を空振り三振、投ゴロ、三ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。すると1回裏にはクローアームストロングが13号先頭弾を放ってリードをもらった。

 2回は2死から打ち取った当たりが高くバウンドがはねたことで内野安打になったが、続く打者の2球目を投げる前のけん制でアウト。3回も2死から安打を許したが走者を進めることはなかった。4回も1死からグッドマンに遊撃への内野安打を許したが後続をしっかりと抑えた。5回はこの試合初めて三者凡退に抑えて、前回登板から10イニング連続無失点で勝利投手の権利をつかんだ。

 1―0で迎えた6回は、先頭のカストロに四球を与え、その後2人を打ち取ったが、4番のグッドマンに左前安打を浴びて2死一、二塁となったところで降板した。すると2番手のメートンが死球で満塁にピンチを広げると、押し出し四球を与えて追いつかれ、今永の5勝目の権利も消えた。

 今永は「前回の登板から、各球種をもう一度も見直して、自分のいい球を投げるためにはどうしたらいいかを考えて、今シーズンの中でもすごくいい方のボールの動きをしていたように感じます」と手応えを口にしながら、6回途中85球で降板となったカウンセル監督の決断については「僕にとっては、監督が下す判断はいつも正解だと思っているので、そこで交代したことは正解だと思っている。

自分が次やらなければいけないのは、また監督が次のイニングに自分を行かせる場面があったら、そのイニングをしっかり投げて、0に抑えてマウンドを降りることを正解にするだけだと思う」と悔しさもにじませた。

 この試合ではクローアームストロングがサイクル安打を達成。同僚の偉業に今永は「彼のプレーは我々の想像を簡単に超えてくるプレーをする。例えばこのボールに追いつかないかもしれないなと思っても彼なら追いついてくれる。ここで打ってくれないかなと思ったら打ってくれる。そういうプレーヤーが自分のバックで守ってて、すごく心強いです」とたたえていた。

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