◆第108回全国高校野球選手権神奈川大会▽3回戦 東海大相模5―1茅ケ崎(13日・大和スタジアム)

 茅ケ崎が東海大相模と接戦の末に敗れ、3回戦敗退が決まった。春夏通算5度の全国制覇を誇る強豪相手にもにひるまず、真正面からぶつかり好ゲームを演じた。

 チームを率いた矢野晃太郎監督(53)は「悔しいですね。やってきたことは間違ってなかったと思う」と唇をかんだ。

 この試合先発した小浜将投手(2年)は、最速120キロながらも伸びのある直球と、打者のタイミングを外すカーブを効果的に使い、5回まで3安打1失点と好投。アウトを重ねるたびに、茅ケ崎の応援席は歓喜した。

 6回に一時降板し左翼の守備に入るも、7回2死から再び登板し7、8回も抑えた。小浜は計6回1/3を投げ、3安打1失点と堂々の投球。「やってやるぞという気持ちでした。緊張はしたけれど、自分のペースで投げられた」と振り返った。

 応援席から小浜の投球を見守った父・俊さん(51)は「上出来だと思います。すごい経験をしているので、この試合でより成長してほしい」とエールを送った。

 春の県大会初戦敗退の悔しさを胸に臨んだチーム。敗れはしたが、力は示した。

小浜は「今日の試合を自信に。より長いイニングを投げられるようになりたい」。この夏得た大きな成長を糧に、更なる飛躍を誓った。

 ◆小浜 将(おばま・しょう)2009年10月9日、神奈川・茅ケ崎市出身。16歳。2歳上の姉の影響で幼稚園から野球を始める。小学校は地元の少年野球チームに所属。茅ケ崎一中では軟式野球部でプレー。自信のある変化球はカーブ。好きな料理は母の唐揚げ。170センチ、60キロ。左投左打。

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