米大リーグ野球記者協会が14日(日本時間15日)、球宴開催地のペンシルベニア州のフィラデルフィアで定例総会を行い、B・マイヤー選手会暫定代表と、マンフレッド・コミッショナーがメディアに対応した。新労使協定交渉で焦点となっている来季からのサラリーキャップ(チーム年俸総額の上限設定)制の導入、収益分配の見直しについて、双方が意見を述べた。
マイヤー暫定代表は「30球団が競争できる能力を持っているにも関わらず、勝つ努力をしていない球団がある。オーナー側の提案は戦わないための究極の言い訳であり、我々執行員38人が全員一致で差し戻した。我々は完全に団結し、リーグが正式に提案を示すまで妥協しない」とキャップ導入に徹底抗戦。一方、妥協案として、サラリーフロア(チーム年俸総額の最低ラインの確保)、FA権取得の前倒しなどを提案しているマンフレッド・コミッショナーは「データが示す通り、球団による給与差が4億4100万ドル(約715億円)あれば、公平な戦いは現実的でなはい。我々の提案は選手全体の給与が上がり、今以上にFA制度を利用しやすくなる。私が野球界にいる間で、オーナー・グループは今、最も団結している」と有益性を述べた。
先月、トランプ大統領がキャップ導入に賛成する考えを明したことを受け、マンフレッド・コミッショナーは「大統領の言動を推測するのは不適切。大統領はスポーツファンで、ビジネスに詳しく個人的な関心事もある。それ以上のことは言えない」とした。
また、同コミッショナーはこの日当地で開催される球宴に、多くのエース級投手が登板しない現状を受け、「(前半戦最終戦に登板すれば、球宴で登板回避できるという)『サンデースタータールール』を活用するために、起用を調整しているチームがあることを認め、球宴に最高の選手が投げるためにルールの見直しが重要だ」と述べた。










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