◆米大リーグ レッドソックス14―2ホワイトソックス(4日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 赤白靴下対決第1弾は、赤の勝ち! Rソックスは初回にダービンの満塁弾などで一挙6点。主導権を握り、さらに得点を重ねて14得点で完勝した。

吉田正尚外野手は、初回に右前打、6回に左翼グリーンモンスターを直撃する今季12本目の二塁打と、4打数2安打1打点1得点で打率は2割6分8厘となった。一方、Wソックス・村上宗隆内野手は4打数1安打で連続試合出塁を20に伸ばすも、3三振を喫した。

 勢いが止まらない。Rソックスが、ア・リーグ中地区首位のWソックスを圧倒した。4発含む15安打14得点の猛攻で6連勝だ。6月25日以来の34試合は29勝5敗で勝率8割5分3厘。34戦連続での成績では1912年創立の名門球団史上最高だ。「何て言うんですかね、『きょうも勝ったわ』みたいな感じなんですけど」と吉田もやや戸惑うような様子で、率直な気持ちを口にした。

 快進撃に貢献している吉田は、初回と6回の猛攻に絡んだ。初回は1死一、二塁から直球を引っ張る右前安打で好機を広げ、続くダービンのグランドスラムを呼び込む。6回は2死二塁から内角カットボールを左中間にはじき返し、グリーンモンスターを直撃する適時二塁打。「しっかり狙い球を絞って打つべき球を打てたと思います。

積極的に自分が強くスイング出来るゾーンでカウントを作っていけば、自然と率は上がってくると思います」と納得の表情だ。6月10日以降、出場33試合中22試合で安打を記録。その間104打数32安打で打率3割8厘、4本塁打、13打点と貢献度は抜群だ。

 投手が試合を作り、打線がしっかり援護する。日替わりヒーローも生まれるなど、好循環のチームは破竹の勢いで白星を重ねる。「やっぱり勝ち癖って大事だと思うんですよ。勝っていくことが大事なんだと改めて思いますね」。オリックス、五輪、WBCと頂点に立ってきた男が、メジャー4年目、レ軍での“勝ち癖”を感じ始めた。この日は、過去6年間、メディア対応を拒否しているヘンリー筆頭オーナーも観戦に訪れた。低迷していた4月、5月と何度も「売却しろ」コールが沸き起こった本拠は、今や大歓声と拍手が絶えない幸せな空間だ。

 先発サンドバルがトミージョン手術後初となる2年ぶり勝利を挙げれば、6回二死一、二塁のピンチは、ジャイアンツからトレードで獲得したミラーが移籍初登板で火消し。中継ぎ転向したベイヨが、初セーブと、がっちり歯車が噛み合った。

昨季18勝のクロシェ、同じく昨季96打点のストーリーと投打の柱がいなくなったレ軍が、最大借金17からついに貯金を今季初の2桁とした。

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