◆第108回全国高校野球選手権大会第2日▽1回戦 聖隷クリストファー―佐野日大(6日・甲子園

 聖隷クリストファー(静岡)の最速150キロ左腕・高部陸(3年)が、5回無失点とさすがの投球を見せつけた。初回は先頭打者をストレートの四球で出したものの、一塁けん制で誘い出し挟殺プレーで封じ無失点。

その後は球速こそ140キロ台中盤だが、4回まで1人の走者も出さない完全投球を見せた。

 0―0の5回2死まで無安打に封じ込めていたが、佐野日大(栃木)の6番・小島颯人内野手に141キロの直球をはじき返され初安打を許すと、続く荒川結衿内野手にも左前安打を許した。8番・高橋丞に四球を与えて2死満塁の大ピンチ。それでも最後は三振を奪い、左拳を握り雄たけびを上げた。

 静岡大会では自慢の速球を武器に全6試合に登板し、36回2/3を投げて4失点(自責3)で防御率0・74。計48三振を奪い、奪三振率11・78と卓越した数字を残して連覇の立役者となった。横浜の織田翔希、沖縄尚学・末吉良丞(りょうすけ)、山梨学院・菰田陽生とともに、世代の「四天王」とうたわれるエース。佐野日大・鈴木有との投げ合いで一歩も引く気はない。

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