北海道学生・大学野球選抜が14日にエスコンフィールドで行われた日本ハム2軍とのプロ・アマ交流戦に臨み、3―1で勝利した。2番手で登板した日本製鉄室蘭シャークスの石沢大和(24)=東農大網走=が3回無安打無失点と好投。

道産子がプロ入りへ、猛アピールした。

 流氷の街、網走市出身の左腕が金の卵たちをねじ伏せた。昨年、日本ハム・常谷ら3人のプロ野球選手を“輩出”した舞台で毎回の4三振を奪ってノーノー投球。石沢は「自信につながる」とうなずいた。

 複数のNPBスカウトが見守る中、0―1の3回からマウンドに上がった。ルーキーながら今季1軍の舞台を経験しているエドポロ、大塚を新球のスプリットで連続三振。宮崎の打席では自己最速タイ147キロをマークし、3者凡退で片づけた。4回も3人で切り抜けると、5回は2死から連続四球でピンチを迎えたが、大塚を二ゴロに仕留めて3イニング連続で0を刻んだ。

 公立の網走南ケ丘から東農大網走に進学し、北海道六大学リーグで3度のMVPを受賞。全国舞台も経験したが4年時のドラフトでは指名漏れを経験し、日本製鉄室蘭シャークスに進んだ。社会人3年目を迎え、「プロに行きたい気持ちは変わらない。今年に懸ける思いは強い」。

ドラフト会議まで約2か月。残り少ないアピールチャンスをものにし、夢への扉を開く。

(島山 知房)

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