巨人・井上温大投手(25)が17日、球団37年ぶりの記録樹立へ必勝を誓った。19日のDeNA戦(横浜)で先発を予定。

今季同カードは5戦5勝、防御率0・79と圧巻でシーズン6勝なら17年菅野智之(現ロッキーズ)以来、6戦全勝利なら89年斎藤雅樹以来となる。「勝てるなら勝つだけ勝ったほうがいい」と今度も“お得意様”から白星をもぎ取りにいく。

 対DeNAは24年7月から自身9連勝中。ハマスタでも過去10登板5勝0敗と好データがズラリ。「いい印象はありますね」。勝つほどに精神面でも相乗効果が生まれ、「いいイメージで抑えていることが多いので思いきって投げやすい」と持ち味の球威、ゾーン勝負がさえ渡る。

 リーグ2位10勝を挙げている7年目もキラーぶりは際立ち、ここまで34イニングで自責3。前回対決の7月12日(横浜)に達成した同一カード5戦5勝は02年上原浩治以来という快記録だった。平成の大エース・斎藤が成し遂げてきた連勝街道も目前。破竹の10連勝へ万全の準備を進めている。

 12日の阪神戦(東京D)で2か月ぶりに黒星を喫したが「次どう抑えるか切り替えて1週間を過ごしている」。この日はG球場のブルペンで力強く捕手のミットを鳴らした。

同学年で8勝の竹丸が不振で登録抹消中。左のエースにかかる期待は大きい。6月に1・94、7月に2・52だったチームの先発防御率も今月は4・62。正念場を迎えている。チームトップ11勝へ意識するのは平常心。「毎試合やることは変わらない」。首位・阪神とは2差。投のベイキラーが敵地・横浜から逆転Vへの気流を生む。(堀内 啓太)

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