◆米大リーグ ヤンキース3―4ブルージェイズ(22日、米ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ブルージェイズの岡本和真内野手は敵地でのヤンキース戦に「5番・三塁」で先発出場し、3回に左翼線エンタイトル二塁打を放って8試合連続安打とするなど5打数1安打1得点2三振だった。打率は2割3分。

ブ軍は15安打もビッグイニングに恵まれず、小刻みな得点に終始したが、先発シースが7回2死までノーヒッターを続ける好投で踏ん張り、3−4で辛くも逃げ切った。

 1点差で迎えた9回2死三塁。最後の打者グリシャムが、空振り三振に倒れると、岡本はホッとしたように帽子をかぶり直して勝利の列に加わった。3時間15分の戦いにようやく終止符。辛くも逃げ切ったブ軍が、ワイルドカード争いに望みをつないだ。

 岡本のバットは、また快音を鳴らした。1−0で迎えた4回。先頭打者として追加点の口火を切ったのが岡本だった。相手先発ウェザーズのスライダーを引っ張ると、打球は左翼線上に伸び、ワンバウンドで客席へ。今季19度目の二塁打はエンタイトルツーベースとなり、連続試合安打を「8」に伸ばした。ボールカウント1−2と追い込まれていたが、「食らいついていこうと思った。ヒットになって良かった」。

続くクレメントの投前へのバント安打などで1死一、三塁とすると、マカドゥーの中前適時打で2点目のホームを踏んだ。

 この日は15安打2四球、相手の2失策もあり、終始攻めながら、大量得点出来ず。小刻みな得点に終始した。7回2死までノーヒッターと好投したシースは、ウェルズの中前適時打で、敵地での無失点イニングが「42」でストップ。反撃で嫌な流れになりかけたが、リリーフ陣も何とか踏ん張り勝ち切った。脳震とうによる負傷者リスト(IL)入りから再登録されたゲレロはマルチ安打で復帰戦を飾るなど、確かな収穫もあった試合だった。

 敵地は「ハローキティ・デー」。先着18000人にキティちゃんのボブルヘッドが配布されるとあって、チケット完売46231人のファンが詰めかけたが、最後にヤンキースタジアムを黙らせたブ軍。8試合連続安打中の岡本はその間、打率2割7分3厘、2本塁打、3二塁打、3打点、5得点とチームをけん引している。「いつもと特に変わらず、その日その日をしっかりやって、ケガなくしっかり準備していきたい」と、気を引き締めていた。

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