◆秋季高校野球静岡県大会予選▽代表決定戦 磐田東1―0浜松工(22日、静岡・磐田)

 秋季高校野球静岡県大会予選の代表決定戦14試合が行われた。今夏県4強の磐田東が1―0で浜松工を下し、8年連続の県切符をつかんだ。

背番号20を背負った右腕の斎藤希吉朗(2年)が4安打9K完封、初回に奪った1点を守り切った。浜松湖北が遠江総合を3―1で破り、2年ぶり県大会出場を決めた。23日は県代表決定戦の残り12試合が行われる。

 初回の1点を背番号20の右腕が守り切った。新チーム初戦で磐田東の斎藤が三塁を踏ませず4安打完封。「1点を取ってくれたので、9回まで守ってやろうと思った。ただ、勝ったけど、内容はまだまだです」と、反省を忘れなかった。

 今夏は背番号1を背負って快進撃を支えた。1、2年生中心のチームで県4強入り。県準決勝でサヨナラ負けしたものの、優勝した聖隷クリストファーの左腕・高部陸(3年)と投げ合った。新チームではさらなる飛躍を期待されたが、練習試合では帝京(東京)に10失点、浦和学院(埼玉)に9失点と散々で、新チーム初戦では、エースナンバーを剥奪(はくだつ)された。

 赤堀佳敬監督(33)は「チームリーダー不在で、まとまりがない」と、一蹴。

「本気で甲子園を狙うチームにはなっていない」と、語気を強めた。斎藤も「夏までは3年生がやりやすい環境を作ってくれていた。自分たちの甘さを痛感している」と、反省。「きょうの完封では、まだ信頼を取り戻せない。もう一度、背番号1を取り戻す」と、エースの座奪回を誓った。

 健大高崎(群馬)の甲子園の活躍が、刺激になっている。同校がセンバツ優勝した2024年3月までコーチを務め、同年4月に磐田東に赴任した赤堀監督は「今の3年生は自分がリクルートした世代。決勝まで進出してうれしい」と、拍手を送る。今年3月には練習試合を行うなど交流は続く。全国準V校の背中を追いかけて、磐田東がさらに強い集団を作り上げる。

(塩沢 武士)

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