パ・リーグ オリックス―ソフトバンク(17日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが3年連続24度目のリーグ優勝(1リーグ時代の2度含む)を決めた。南海時代の1964~66年以来3度目で、89年の福岡移転後では初の3連覇。

立役者の一人が、2023年ドラフト1位の前田悠伍投手(21)だった。

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 今季のソフトバンクの象徴となったのが、23年ドラフト1位・前田悠の大ブレイクだろう。5月3日に今季初登板を果たすと、破竹の開幕12連勝。左のエース・モイネロが出遅れた先発ローテーションで救世主となった。

 今季で高卒3年目。名門・大阪桐蔭で全国制覇を経験した左腕は、入団時「すべての面でエースと言われるような存在になりたい」と誓った。小久保監督は「登板日以外の取り組みも3年目とは思えない」と称賛。「トッププレイヤーに上り詰めるサイクルに入っている気がする」と前田悠のすごみを表現する。

 球団にとっても、大きな意義があるブレイクといえそうだ。ソフトバンクは近年、ドラフト1位入団選手がチームの柱になりきれていない。5球団が競合した2016年1位の田中正義は、日本ハム移籍後に存在感を増した。18年1位の甲斐野央は、FA加入した山川の人的補償で西武に移籍した。

25年1位の佐々木麟太郎は、MLBマリーンズ入り。近年の1位組が中心選手にはなれない現状の中、前田悠は順調なステップアップを遂げ、“当たりドラ1”であることを証明した。

◆ソフトバンクの近年のドラフト1位

▽25年 佐々木麟太郎(内・スタンフォード大)

▽24年 村上泰斗(投・神戸弘陵)

▽23年 前田悠伍(投・大阪桐蔭)

▽22年 イヒネ イツア(内・誉)

▽21年 風間球打(投・明桜)

▽20年 井上朋也(内・花咲徳栄)

▽19年 佐藤直樹(外・JR西日本)

▽18年 甲斐野央(投・東洋大)

▽17年 吉住晴斗(投・鶴岡東)

▽16年 田中正義(投・創価大)

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