◆ファーム・リーグ 日本ハム2―2巨人(23日・鎌ケ谷)

 巨人・山崎伊織投手(27)が23日のファーム・日本ハム戦(鎌ケ谷)で1か月ぶりに実戦復帰した。右肩のコンディション不良を乗り越え、先発で4回1/3を55球1失点7奪三振。

1軍返り咲きへ一歩前進し「イニングも投げられた。また次のステップを踏めるなと思う」と前を向いた。

 8月18日・DeNA戦(横浜)以来の登板で60球の球数制限付き。緊張の初回をまずは3者凡退、8球で好発進した。2回2死一、二塁、3回2死三塁のピンチは続けて脱出。4回に連打で1点を失ったが、走者を置いた中での投球で実戦感を養った。直球は球団計測で最速148キロ。「もうちょっと出てもいい」と宿題を持ち帰り、被安打4、与四球1で交代した。

 スライダーはブレーキ十分。石井2軍監督も「特に良かった」と目を細めた。右打者はシュートで詰まらせ、最遅80キロのスローカーブも駆使。5回先頭、最後はフォークで有薗のバットに空を切らせた。

昨季まで3年連続2ケタ勝利のエース格。「もう一つ精度を上げられる」と1軍基準で厳しく自己評価した。

 責任を痛感している。開幕投手候補だった今季はいずれも右肩痛が原因で3月、5月、8月に戦線離脱。5試合で1勝1敗、防御率4・91の成績にも悔いが残る。「(1年で)3回故障班にいた。全然貢献もできてない。お金をもらって野球をやっているので。もう『やらなければいけない』という、それだけですね」。前回のライブBPから中5日。翌日の体の反応を確かめて今後が決まる。最終盤での1軍復帰。

その目標は視界に捉えている。(堀内 啓太)

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