◆愛知・名古屋アジア大会 第14日 ソフトボール 日本 7―6 中国(2日、愛知・安城市総合運動公園ソフトボール場)

 1次リーグ最終戦が行われ、7連覇を狙う日本は、アジア最大のライバル・中国と対戦し、7―6でサヨナラ勝ちした。44歳のレジェンド・上野由岐子(ビックカメラ高崎)が6回2死二塁のカウント2―2から3番手として緊急登板し、無失点に抑えた。

1日の台湾戦(4〇2)から2戦連続で勝ち投手となった。

 熟練のマウンドさばきでチームの窮地を救った上野は「できればお休みの予定だったんですけど、こういう試合展開なので。チームとしては明日が大事な試合。でもやっぱり、日本のプライドというか、負けるわけにはいかないという(宇津木麗華)監督の采配だったんじゃないかな。監督の思いに応えたい気持ちで投げました」と汗をぬぐった。

 6―6で迎えた6回2死二塁。カウント2―2でバッテリーエラーがあった直後に上野が、マウンドに向かった。3球目で投ゴロに打ち取ると、ガッツポーズ。7回表の守備でもマウンドに上がり、この日最速113キロの直球系統の球を軸に組み立て、戦い方は全てを出さず。それでも最後の打者は内角をえぐる力のある球で見逃し三振。三者凡退で7回裏のサヨナラ勝ちにつなげ、「丁寧に投げられた」とうなずいた。

 日本は1次Lを全7勝で首位突破を決め、3日の決勝では同2位の中国と再戦。

今季から同国の監督は、16年に日本代表を率いた福田五志氏が就任。五輪2大会金メンバーで22年に引退した山田恵里氏がコーチを務める。上野は「山田の打ち方に似てきた選手もちらほら…日本を知るコーチたちがいるから、気をつけないといけないことが増える」と警戒を強めつつ、前人未踏の7連覇に向け、「アジアでは負けられないプライドがある」と覚悟をにじませた。

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