愛知・名古屋アジア大会のビーチバレー男子で日本勢16年ぶりとなる銅メダルを獲得した水町泰杜、黒沢孝太組(トヨタ自動車)が4日、名古屋市内でメダルセレブレーションに出席した。ともに“メダルロード”を歩いた水球男子の金メンバーが上半身、半裸になって会場を沸かせた。

水町は「水球の体のはりがすごくて…最高っす。一生に一度の経験かもしれないので、すごかったです」と興奮気味。黒沢は「楽しい経験ができました」と笑顔を見せた。

 3日の3位決定戦はタイペアとの激闘を2―1で制した。黒沢は「表彰台を目指してやってきた。もちろんもっといい色のメダルをという思いはあるけど、メダルを取れたことは嬉しい。自信になった」と胸を張った。水町も「どんなふうに世界で戦っていくか追求するシーズンだったので、こういう形で結果を残せて嬉しい」と総括した。

 水町はインドアとの“二刀流”で挑戦してきた。昨年はインドアで代表候補に選ばれ、昨季の大同生命SVリーグでは名古屋の主力で戦い、トップサーバー賞を受賞。インドアでトップ選手として活躍しながら、夏場はビーチバレーに励む。28年ロサンゼルス五輪を見据え、どちらかに専念するか問うと、「考えていないです。

目指せるところにいるんやったら目指すべきだけど。難しいんですけど、そのときに自分がやりたいことをやっていく」。現段階でどちらかに絞ることは考えず、決断の時の自分の意思に従うとした。

 今後も二刀流、そして黒沢とのペアの継続を明かし「ビーチバレーとしては実力をしっかりつけたい。孝太と一緒にどれだけ上に行けるか、楽しみ。インドアはまだタイトルを取っていなくて、悔しい思いをしているので。今後の若い世代のためにも、僕が最前線で二刀流を続けていくのは、価値があると思う。目の前のことを一生懸命にやっていく」と思いを込めた。水町の異例の挑戦は続く。

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