三度目の正直へ、日本ハムの新庄剛志監督(54)が“下克上ローテ”でソフトバンクに挑む。14日からみずほペイペイで始まるCS最終Sの第1戦に、山崎福也投手(34)が先発する。

今年のレギュラーシーズンの対戦では7登板0勝1敗も、アドバンテージを含め3勝4敗に終わった昨年の最終Sでは第5戦に2番手で登板し、勝ち投手となった。経験豊富な左腕を先鋒(せんぽう)に置き、3位からの勝ち上がりを狙う。

 ソフトバンクの先発はモイネロ。新庄監督はCS開幕前から「モイネロ君に一番良いピッチャーをぶつけても。だってすごいもん、ペイペイのモイネロ君は」と今季3試合で防御率1・33に抑えられている難敵を警戒していた。西武との第1S初戦では、相手エースの平良に対し今季7勝9敗の有原をぶつけ、エース伊藤は第3戦に回した。最終Sでも13勝3敗で最多勝と最高勝率の2冠を手にした北山は、第2戦に回る見込み。先も見据えたローテを組み、2年連続敗退中のCS最終S突破を目指す。

 過去2年、初戦黒星の流れは山崎が断ち切る。開幕時は救援も、6月の先発復帰後は防御率2・32の5勝1敗と、好成績を残した。ソフトバンクとは今季5勝18敗2分けも、山崎は「短期決戦は別物。チャレンジャー精神を胸に全力で挑みます」と意気込む。

新庄ハムが万策を尽くし、今年こそ雪辱を果たしてみせる。(砂田 秀人)

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