ブルワーズ―レイズという新鮮な組み合わせとなった今年のワールドシリーズ。ともに強力な投手陣を備えて少ない得点の奪いあいが予想される中で、注目されるのが、ブルワーズの1番に座る22歳のJ・チョウリオ外野手と、レイズの4番を任される23歳のフニオール・カミネロ三塁手のスーパースター予備軍の2人だ。
2年前に20歳でデビューしたチョウリオは今季、史上初の22歳までに3年連続20本塁打20盗塁をクリアした選手。今年3月にベネズエラ代表としてWBC優勝に貢献も、死球を受けた左手骨折で復帰は5月4日だったが、打撃成績全てに自己ベストをマーク。パドレスとの地区シリーズ第2戦では剛腕守護神ミラーから逆転サヨナラ安打、ドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦では、今季本塁打を許していなかった左腕スネルからポストシーズン史上初の2年連続2本目の初回先頭初球アーチをたたき込むなど、大舞台での勝負強さに定評がある。
一方、カミネロもバットスピードの速さでシーズン2本のサヨナラアーチを放つなど今季も42本塁打勝負強く101打点と2年連続「40本塁打&100打点」をクリア。チョウリオと同じようにドミニカ共和国の一員として今春のWBCに出場し3本塁打含む7打点で準決勝進出に貢献した。ポストシーズンでは中々、本塁打が出なかったが、ガーディアンズとの優勝決定シリーズ第6戦の7回にセーブ王の右腕スミスの決め球スプリットを左翼ポール直撃の2ラン。一塁を回る前にベンチの方を向いて何度も胸をたたく“ドラミング”を見せるなど超満員で埋まったトロピカーナフィールドを揺らせた。
若きスーパースター候補のワールドシリーズともに初見参として有名なのは1951年19歳のヤンキースのM・マントル外野手とジャイアンツの20歳、W・メイズ外野手の例がある。ともにその後の活躍で球史に残る選手に成長した。チョウリオ、カミネロの一挙手一投足が見逃せないワールドシリーズとなりそうだ。










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