今年は5月の時点で30度以上の真夏日となった地域も多く、6月1日には群馬県桐生市で35度以上の猛暑日となりました。

夏本番を前に夏のような暑さが続出しているんですが・・・
そんな中、東京都庁では4月22日から「東京クールビズ」の運用が始まり、今年から「ハーフパンツ」での勤務も認められるようになったそうなんです。

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ビジネスシーンでハーフパンツはアリ?ナシ?

そこで今日はビジネスシーンでのハーフパンツについて色々と取材してきました。
まずは、街の皆さんに印象を聞いてみました。

▶長ズボンが正装っていう印象が結構強くなってると思うので、(ハーフパンツは)変って思う人がいるのも納得できるかなとは思います。

▶うーん、勤めたことないのでわからないですけど・・・オフィスはクーラー効いてるので、(ハーフパンツ以外の)工夫ができるんじゃないのかな?

▶私はオフィスで半ズボンありがたいなと思います。スーツで仕事場まで来ると、それだけで汗かいて汚れちゃうので、そうするとクリーニング代とかもかさむから、半ズボンの方が楽かなと思います。

▶僕個人の意見では別にいいと思います。単純に暑いから。別に仕事中に半ズボン履いてても気にならない

賛否両論あるようでした。

意外にも好意的に捉えている人が多かった印象なんですが・・・
いざ、自分自身がハーフパンツで仕事をしたいかどうかについては、職種によっては難しいという声や、内勤と外勤で使い分けるのであればアリ?といった意見でした。

そうしたビジネスパーソンの意見がある中で、
実は、洋服の青山で5月からビジネス用のハーフパンツの販売を開始したそうなんです!

ビジネスでも通用する工夫、丈の長さは?

オフィスでもダラしなく見えない、清潔感を出すための工夫がされているそうなんですが、どんな工夫なのか?商品第一部マネージャーの佐藤宏樹さんに伺いました。

青山商事株式会社 商品第一部 マネージャー・佐藤宏樹さん

素材については、ナイロン素材のつるっとした素材で、あまりシワが表面に入っていないので比較的清潔感のある印象になるかなと思います。また、重要視したのはハーフパンツの丈の長さなんですが、短すぎるとビジネスで履きづらくなってしまいますし、逆に長すぎてもハーフパンツとして成立しないというか・・・デザイン的にも履きにくくなるので、ギリギリ膝が隠れるか隠れないかぐらいのところを狙って丈を設定しました。
昔はビジネスでTシャツを着るなんて考えられなかったと思うんですけれども、それも今は当たり前なので、10年後と言わず、5年後ぐらいにはハーフパンツ市場に多くなってきてるのではないかなと思います。

シルエットや丈感にかなりこだわっているようでした。

ビジネスシーンでのハーフパンツは広がるか?
カセット服と合わせたハーフパンツ:青山商事提供

素材は触れるとひんやり感じる「接触冷感」で夏にぴったり!
シルエットも裾に向けて少し細くなる形で裾が広がらず、座っても足が見えすぎない工夫も。

今回のハーフパンツは、同じ素材でジャケットやスラックスなど合計5種類を展開している「カセット服」で、TPOによって組み合わせを変えて着用できます。(もちろん1種類の購入も可能です。)

ビジネスシーンでのハーフパンツは広がるか?
カセット服のTシャツとスラックス:青山商事提供

このカセット服、忙しい朝の時間にすぐコーディネートが決まる「タイパ」(タイムパフォーマンス)と、自宅で洗えてお手入れにお金がかからない「コスパ」(コストパフォーマンス)の良さが物価高の時代に人気なんだとか。

脱毛は「見た目」と「快適さ」へ

ただ、ハーフパンツを履くとなると、どうしても気になるのが「すね毛」の処理なんですが、そこにも時代の変化が現れているそうなんです。近年広がっている「体毛リテラシー」や意識の変化について、男性美容研究家の藤村岳さんに伺いました。

男性美容研究家・藤村岳さん

ここ数年、特に顕著に変わったと思うんですけど、2010年代K-POPブームそれぐらいからですかね。彼らはヒゲもないし、そのつるっとした綺麗な「新しい令和の男性の魅力」っていうのを発信してきていて、若い男性にはもちろん、女性にもそれが標準仕様として見られているので、そこにシフトしてきたっていう感じはありますね。20代30代ぐらいだと脱毛に関しては、そんなに抵抗がないというか、むしろやりたいっていう人が多いと思います。もう一つ、ある程度歳を取ってくると、自分が介護されることを念頭においた「介護脱毛」と言われるものがでてきます。その介護脱毛を今考えるという方が多いです。

世代を問わず意識が少しずつ変わってきているようでした。

個人差もありますが、男性の体毛は太く濃いそうで、脱毛にも少し時間がかかったり、自身でお手入れをするにも肌荒れを起こしてしまったり・・・そんな苦労話もありました。

ビジネスシーンでのハーフパンツは広がるか?

海外では日本よりもずっと前から男性の脱毛はスタンダードで、グローバル化した日本でも、そうしたムダ毛ケアの話を共有する機会、意識する機会も増えていったようです。

人気の部位はヒゲ、すね、指など・・・
見た目に気を使いたいという側面もありますが、何より「自分自身が快適に、清潔に過ごすためのケア」として体毛リテラシーは定着しつつあります。

暑さ対策のファッションも、それに伴う身だしなみの意識も、時代とともにアップデートされているようでした。

(TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』より抜粋)

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