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藤田ニコルさん前編■ポケモンの指人形コレクションのおかげでオーディションに合格

「マイゲーム・マイライフ」のゲストに藤田ニコルさんがやってきました。
ニコルさんは1998年生まれの現在22歳。

ポケモン大好きなニコルさんですが、ポケモンが最初に発売されたのが1996年。アニメ開始が1997年ですから、ニコルさんは生まれたときからポケモンがあった世代ということになります。そんなわけで、ニコルさんのポケモンの入口は実はゲームではなく、キャラクターグッズからだそうです。ポケモンの指人形がキャラクターとして好きで、そこからゲーム(ルビー・サファイア)をするようになったのだとか。そしてこの指人形コレクションが、その後のニコルさんの人生で重要な役割を果たすことに。
藤田ニコル、かつてポケモンを熱く語ったおかげで合格したオーディションの話

ニコル「ポケモンの番組のオーディションがあったんですよ。女性のタレントを探す、みたいな。私、オーディションは本当に、芸能界に入ったときの雑誌のオーディション一回しか受かったことなくて、ほか全部落ちてるんですよ」

宇多丸「あらま」

ニコル「で、ポケモンのオーディションに行ったんですね」

宇多丸「うんうん」

ニコル「(オーディション会場に)色々な女の子がいて。ポケモンの愛を語ってください、みたいな。三人くらいで一緒に(オーディションの部屋に)入っていって。『好きなポケモンはなんですか?』って聞かれて、ほかの子はみんな『ピカチュウです☆』みたいな(笑)」

宇多丸「ははははは」

ニコル「ね(笑)」

宇多丸「まあ、ね(笑)」

ニコル「ありきたりなことしか言わない、その、なんだろ(笑)」

宇多丸「ははははははは!」

ニコル「(ポケモン愛が)ヨワヨワなんですよ(笑)」

宇多丸「まあ、まあ、ね」

ニコル「『ピカチュウのぬいぐるみ持ってま~す☆』みたいな」

宇多丸「うんうん、そういう、ライトなね」

ニコル「いや、別に(ライトで)いいんですよ。で、私の番が回ってきて、これ絶対この二人に勝ってやろうって思って」

宇多丸「こっちはガチ勢だもんね」

ニコル「私の家にあるポケモンの指人形をゴミ袋にいっぱい詰めて持って行って」

藤田ニコル、かつてポケモンを熱く語ったおかげで合格したオーディションの話

宇多丸「そんなにあるの⁉ 指人形、ゴミ袋に詰めるほどあるの⁉」

ニコル「はい(笑)。

あと、DSを持って行って、プレイ時間と捕まえたポケモン見せて、そしたら受かったんですよ!」

宇多丸「おお~!」

ニコル「本当に好きなものって伝わるんだな、受かるんだなって思って」

宇多丸「よかった!(中略)それ採用になったのすごくいい話ですよね。そこでさ、引かれちゃって、みたいな。そういうのってなんか、嫌だなって思うんですよ。本当に好きな人の情熱が無下にされるのって」

ニコル「私はアホだし、言葉の選び方おかしいし、なのに伝わったっていうのが、嬉しかったです」

宇多丸「もう、(私のポケモン)見て見て! って」

ニコル「そう! 見て見て! もはや子どもですよ(笑)これ、これだけやってるんですよ~! って」

宇多丸「あとやっぱり衝撃なのがさ、指人形ってさ、3㎝くらいのものじゃないですか。それをゴミ袋に詰めてくるってどんだけ量持ってるの」

藤田ニコル、かつてポケモンを熱く語ったおかげで合格したオーディションの話

ニコル「本当に、家帰ったらヤバいですよ。ゴミ袋が家に6袋分? くらいあるんですよ」

宇多丸「でも、なんでゴミ袋って言うの? 袋でいいじゃん(笑)」

ニコル「ゴミ袋のほうがいっぱい入るし、強いし」

この、自分が本当に好きなもののオーディションに何が何でも受かりたかった気持ち、めちゃくちゃわかるなぁ……。自分よりも明らかに詳しくない人が、そのゲームの代表ヅラして表に出ているのって、やっぱり悔しいですもん。
でも同時に、ポケモンの仕事をするようになったのはいいものの、対戦の企画が出た際に、忙しくて公共の電波で対戦できる状態まで仕上がっていなくて困ることがあると、ニコルさんは語っていました。売れっ子タレントは自分の昔からの趣味が仕事に繋がりやすい一方で、売れっ子だけに昔ほど趣味を突き詰める時間がないというジレンマ……。なかなか難しいものです。

藤田ニコル、かつてポケモンを熱く語ったおかげで合格したオーディションの話

■今回のピックアップ・フレーズ

(ゲームに関する制限がなかった話)

藤田ニコル、かつてポケモンを熱く語ったおかげで合格したオーディションの話

宇多丸「そうやって押さえつけられないほうがね」

ニコル「そう! マジでそうだと思いますよ! 押さえつけるとやっぱりやりたくなっちゃうじゃないですか。そういうのないほうが、自然と疲れてくるからやめるんですよね。

勝手にいつかやめるのに、最初からやめる時間決められてるのが」

宇多丸「こーれはにこるんさん、名言ですね~。(中略)じゃあ、自分で宿題やらなきゃとかも」

ニコル「まあ宿題もやってないですけどね!(笑)好きなように生きてきました。だって自分の人生だし!」

宇多丸「そうだよね! 一度しかない自分の人生」

ニコル「お母さんに言われてました。『知らないよ?』みたいな」

宇多丸「それが一番厳しいじゃねえかって話もあるけどね、ある意味。自己責任よ? ってね」

ニコル「そうそう、自己責任って言われました」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

◆12月3日放送分より 番組名:「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201203210000

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