■あわせて読みたい
【入門用の竿セットでできるんです】東京湾・江戸川・多摩川でも楽しめる、休日チョイ釣りのすゝめ
事前に覚えておきたい「マダコ」の基本情報

北海道を除くほぼ全国に生息し、弥生時代から食用として捕獲されていた「マダコ」。現在、スーパーマーケットなどで流通するのは北アフリカやヨーロッパ産の輸入品が主で、国産のマダコは個体減少の傾向もあって非常に高価です。
釣りの対象として近年人気が高まっていて、専用の道具の開発やタコ狙いの遊漁船も増えています。ただし、タコは重要な水産資源であり、多くの水域で漁業権が設定されています。漁港や堤防などはタコ釣りが禁止されている場所も多く、そういった場所では警告する掲示もされています。
そこでここでは、漁業権が設定されていない都市港湾で楽しむタコ釣りを前提に、その釣り方などを紹介していきましょう。

釣れたマダコは味が濃く、プリプリとした歯応えで非常に美味です。茹でたものをブツ切りにしてもよし、ご飯と一緒に炊き込んだ「タコ飯」にしてもよし。どんな料理に使っても輸入品との差は歴然です。その食味の良さも、タコ釣りの人気が急上昇している一因でしょう。