リーグ戦で6敗目を喫したバイエルン photo/Getty Images
今夏は大きな変化が迫られる
ブンデスリーガ首位のレヴァークーゼンと2位バイエルンの勝ち点差は16ポイントにまで開いてしまった。無敗で首位を走るレヴァークーゼンが強すぎるのは確かだが、バイエルンに問題があるのも事実。
バイエルンは先日のハイデンハイム戦を2-3で落としており、これで今季リーグ戦6敗目。これは最後に優勝を逃した2011-12シーズン以降ではワーストとなる敗北数だ。2011-12シーズンは7敗を喫しており、その年のブンデスリーガはドルトムントが制している。このままでは、当時の黒星の数を超えてしまう可能性もある。
まずは新指揮官探しだろう。
独『Bild』によれば、ユリアン・ナーゲルスマン再登板プランの他、ジネディーヌ・ジダン、ジョゼ・モウリーニョ、ロベルト・デ・ゼルビ、ラルフ・ラングニックらが候補に挙げられているが、再びバイエルンをドイツ王者へ導けるのはどの指揮官なのか。
スペイン『MARCA』がアンケートを取っているが、1番人気はモウリーニョで43%の票が集まっている。今季途中にローマ指揮官を解任となったが、実績は十分すぎる指揮官だ。
2番手はジダンとナーゲルスマンが20%で並んでいて、レアル・マドリードで多くのタイトルを手にしてきたジダンも興味深い。
レヴァークーゼンでは指揮官シャビ・アロンソが残留を表明しているため、上手くいけば来季のレヴァークーゼンはさらに完成度を高めてくるかもしれない。