乱打戦を制す決勝点を決めたデンベレ Photo/Getty Images
決勝ラウンド1失点のアーセナル
UEFAチャンピオンズリーグ準決勝、パリ・サンジェルマンとバイエルン・ミュンヘンの試合は5-4というスコアでPSGが先勝した。
計9ゴールが生まれ、歴史に残る撃ち合いとなったこの一戦だが、それを見届けた元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ氏と元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏は『Amazon Prime』の中継で、ゴールよりも両チームの守備のゆるさを指摘している。
「ルイス・エンリケは一流の監督だと思う。だから5-2でリードしていた時、彼は『よし、守備を固めて、ボールの後ろに下がって、相手を苦しめよう』と言うべきだったと思う。そうすれば決勝に進出できた可能性もあったのに、そうしなかった。彼らはさらにゴールを狙ったんだ」
「ヴァンサン・コンパニ監督の率いるチームは非常に攻撃的で、守備にあまり力を入れていないということがはっきりと見てとれる。というのも、これまで見られたゴールの中には、まるで小学生レベルのものもあったからだ。このレベルでは(攻撃は)素晴らしいが、未熟な守備が見られる。信じられないことだ。ああいう試合に出てみたいとは思うけど、僕は守備にも自信を持っていたから、あんなに多くの失点を喫したら悔しかっただろう」
さらにセードルフ氏は、もっとも優勝に近いのは失点の少ないアーセナルかもしれないことを示唆した。
「(結果に)満足しているか、ゴールキーパーに聞いてみろ。彼らは満足していないはずだ。GKにとって無失点試合は常に神聖なものだから」
「アーセナルのようなチームが今年は大きな違いを生み出し、多くのクリーンシートを達成し、最後まで勝ち進んできたのを見てきた。
PSGとバイエルンはド派手なゴールショーを展開したが、確かに守備陣からすれば満足のいく結果ではなかったはずだ。一方アーセナルは反対側の山を地味な試合で勝ち上がっているが、失点は決勝ラウンドに入ってからわずかに「1」。リーグフェーズから数えても「5」に抑えることができている。もちろん大会最少だ。
事実上の決勝戦とも言われたPSGとバイエルンの一戦だったが、2人の識者は両軍の守備に問題があると見ており、それはタイトル獲得に向けて大きな穴となる可能性がある。

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