ルイス・ディアスをバイエルンに売ったのはリヴァプール今季最大...の画像はこちら >>

バイエルンのルイス・ディアス Photo/Getty Images

バイエルンでイキイキとプレイするディアス

バイエルン・ミュンヘンは今季のブンデスリーガをすでに制し、DFBポカールも決勝に進出。UEFAチャンピオンズリーグでは準決勝でパリ・サンジェルマンに4-5と敗れ1stレグを落としたものの、2ndレグがホームであることを考えるとまだ可能性は低くない。

未だ3冠を視野に収めていると言っていいだろう。

今季のバイエルンはMFジャマル・ムシアラを負傷のため多くの試合で欠いたが、それを補ってあまりある3トップの激烈な破壊力が目を惹いた。トップのハリー・ケイン、右のマイケル・オリーセ、そして左のルイス・ディアスだ。

昨夏リヴァプールから6500万ユーロの移籍金でやってきたディアスだが、バイエルンとしては素晴らしい買い物だったというところだろう。逆にディアスを失ったリヴァプールは前線の怖さが半減。左に入ることが多いコーディ・ガクポも本調子ではなく、なぜディアスを売ったのだという批判は多く聞かれた。

ディアスは先述のCL準決勝でも追撃のゴールを決めており、公式戦26ゴールという好調ぶりだ。試合の解説を務めていたマイカ・リチャーズ氏とジェイミー・キャラガー氏は、売却は大失敗だったと率直な意見を語っている。

「正直に言わなければならないが、私には理解できない。ガクポを残すためにルイス・ディアスを売ったのか? 正直に言ってこれはサッカーの判断ミスというだけでなく、人生における衝撃的な決断だ。まったく馬鹿げている! 今、バイエルン・ミュンヘンでディアスを見ているが、彼は最高の舞台で圧倒的な活躍を見せている。電撃的だ! レアル・マドリードやPSG相手にゴールを決めている。
リヴァプールはどうして彼を手放してしまったのかと首をかしげるばかりだ。(中略)リヴァプールは選手を失っただけではない、宝石を失ったのだ。まさに宝石だ! なんて素晴らしい選手だ!」(リチャーズ氏)

「ああいうタイプの選手は移籍市場ではなかなか代わりが見つからない。今夜は素晴らしい夜だったし、彼のパフォーマンスも素晴らしかった。彼がリヴァプール以外のユニフォームを着ている姿を見るとは思ってもみなかったよ」(キャラガー氏)

また、バイエルンの伝説的GKであるオリバー・カーン氏は、リヴァプールがディアスを売ってくれたことに感謝し、ガクポを選ばなくてよかったと語っている。

「まず、リヴァプールと監督のアルネ・スロットがルイス・ディアスを放出してくれたことに感謝しなければならない。バイエルン・ミュンヘンがルイス・ディアスとコーディ・ガクポのどちらを獲得するか選択を迫られたとき、我々は迷わずディアスを選んだ。間違いなく正しい選択だった。現在、ルチョはヨーロッパ最高の左ウインガーの一人だ。29歳という年齢にもかかわらず、シーズンを通してそれを証明してきた。彼はディフェンダーを抜き去り、チャンスを作り出し、ゴールを決めるのが得意だ。彼は我々のチームを大きく向上させてくれた。
彼の絶大な影響力、コロンビア人特有の闘志、決して諦めない姿勢が我々の成功の大きな鍵となっているのだ」

ディアスの売却は、今季のリヴァプールが犯した最大のミスだったと言って差し支えないだろう。


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