ユナイテッドでプレイするアマド Photo/Getty Images
データが語る停滞
マンチェスター・ユナイテッドの若手アタッカー、アマド・ディアロのパフォーマンスに変化が見られている。『The Athletic』が報じた。
ルベン・アモリム前監督の下では右ウィングバックとして攻守に存在感を放っていたが、マイケル・キャリック暫定監督への交代とシステム変更以降、その影響力は低下。データ面でも変化は顕著で、1試合あたりのチャンス創出数は2.1から1.1へ減少し、期待アシスト(xA)も0.22から0.11へと半減している。より高い位置で起用されながら、得点やアシストへの関与が伸びていない状況だ。
背景にあるのは役割の変化とみられる。アモリム体制では低い位置からスピードに乗ってスペースを攻略する形が機能していたが、現体制では密集した高いエリアでのプレイが増加。相手ボックス内でのタッチ数も5.8から4.8へと減少しており、プレイ環境の違いが数字に影響している可能性がある。
さらに、ブライアン・エンベウモら新戦力の加入によって攻撃の選択肢が分散したことも一因とみられる。昨季に11ゴール8アシストを記録したアマドだが、現状では攻撃面でのインパクトは限定的だ。
一方で、守備面での貢献は維持されている。インターセプト数は昨季を上回る水準にあり、ワークレートの高さも含めてコーチ陣の評価は一定だという。
シーズン終盤に入り、チームが結果を求められる局面の中で、アマドが攻撃面でどこまで数字を取り戻せるか。役割の最適化とともに、そのパフォーマンスが改めて問われている。

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