ジュニアユース時代から過ごした三菱重工浦和レッズレディースを離れ、今シーズンから新天地である東京NBに加入した塩越。浦和時代も指導を受けた楠瀬直木監督の下、共に移籍を果たした猶本光と共に若いチームの中で重要な役割を担ってきた。
WEリーグの開幕前から期待値の高かった東京NBだが、移籍組としてタイトルをもたらせることができたことで冒頭の「ホッとしてる気持ちが強い」という感想に繋がったのだろう。
試合は開始3分で大宮に先制を許す苦しい展開に。塩越は「相手も勢いがあるチームというのはわかってた中で、先制されるのも今までのカップ戦の相手の戦いを見てきたら、納得というか。大宮さんらしい戦い方でしっかりこう決め切ってきたなっていう印象です」と、想定した流れでもあったと振り返り、「そんな焦らず試合運びができましたけど、自分のところで決めきれなかったっていうところと、120分通して自分はあんまりチームの力になれなかったっていう感覚の方が強いです。PKは決めきれて、勝てて本当に良かったです」と、決勝ではチームに貢献できなかったと振り返った。
そのPK戦では3人目を務め、左端に見事に決めた。相手のGKは浦和時代のチームメイトである福田史織。お互いを知る中での駆け引きもあり、福田は過去のイメージから予測したが、塩越が上回った。
移籍して1年目。新天地でのチャレンジとなった中で、指揮を執るのはよく知る楠瀬監督。チームの中での役回りも意識した部分があると振り返り「シーズン通して監督と選手たちの信頼関係っていうのも段々強くなってきてるなっていう感じはあったので、自分はそのつなぎ役って言うか、うまくみんながコミュニケーションを取れるように、良い雰囲気で常にチームが保たれるようにっていうのは意識してきた」とコメント。そして、その成果はピッチ内にも表れていることを感じていたようで、「段々プレー中だったり普段の雰囲気にも表れてるなっていうのは感じてた中でのタイトルが懸かった試合だったので、雰囲気は凄く良かったですし、監督の思いももちろんある中で、結果としてタイトルという形で、色々な思いを乗せて自分は残したいって思っていました。結果に繋がって良かったなと思います」と、楠瀬監督と共にしっかりと結果を残せたことに安堵した様子だった。
残りのリーグ戦は3試合。自力優勝はできない状況ではあるが、1つでも上を目指したいところ。そして、アジアでの戦いも待っている。「残り少ない試合の中で、どれだけ自分たちが勝ちを積み上げられるかっていうのは、このタイトルを獲って満足しちゃいけないところだとは思うし、(リーグ戦)あと3戦、何が何でも勝ち点っていうところはみんなが持っているところだと思う。しんどい日程ではありますけど、次にむけてしっかり切り替えて頑張りたいなと思います」と、残りのシーズンでも高みを目指してやり続けたいと意気込んだ。
取材・文=菅野剛史(サッカーキング編集部)

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