日テレ・東京ヴェルディベレーザの楠瀬直木監督が、WEリーグクラシエカップ優勝を振り返った。

 29日、2025-26 WEリーグ クラシエカップ 決勝が『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で行われ、東京NBはRB大宮アルディージャWOMENと対戦した。
共に初優勝を目指した戦いは、シーソーゲームとなり、120分を終えて2ー2のタイスコアに。PK戦では、東京NBのGK大場朱羽が2本のセーブを見せるなど活躍を見せ、1ー3で勝利。初のクラシエカップ優勝を果たした。

 今シーズンから指揮を執る楠瀬監督は東京NBでは初タイトルに。「無事優勝できてホッとしています」と語るも、「警戒していた中で早々に取られる、広島戦でもそうでしたが、みんな頑張ってくれているんですが最初に取られることはよくある。ただ、そこで崩れることなく、慌てることなくしっかりゲームを作ってくれた選手たちには成長を感じています」と、開始3分で失点したことを反省しながらも、そこからしっかりと立て直した選手たちを称えた。

 また、ケガ人が多くいる中でも、「まだ完調ではないんですが、小林里歌子とか猶本(光)とか、一定のレベルを持った選手たちとやれることはありがたいことで、結果も出してくれました」と、経験豊富な選手たちの活躍にもコメント。それでも、延長戦で追いつかれた展開については「サッカーとはこういうもので、安心するとやられるし、逃げ切ろうと思うと追いつかれる」と、サッカーあるあるの展開だと振り返った。

 PK戦では1番手を18歳の朝生珠実に任せた。その意図については「PKはどっちが勝ってもおかしくないですが、そこでは一番手に朝生(珠実)を蹴らせました。ギャンブルでしたが、かなり緊張しながらもしっかり決めてくれて、そういった一本一本にも成長を感じて、最後まで諦めない気持ちを出せたことは、残りのリーグ戦と、AWCLに向けて非常にプラスになった」と、選手たちの成長を感じられた一戦であり、残りの試合に向けても大きな一戦だったとした。

 対戦相手の大宮についても楠瀬監督は言及し、「大宮は諦めない気持ちとパワプルなサッカーで、今後もどんどんレベルアップすると思う。
WEリーグは全体としてレベルアップしていると思うので、負けないようにやっていきたいと思います」とコメント。冗談混じりに「もう大宮とはやりたくない(笑)」とまで口にし、優勝をしながらも苦しめられたと語った。


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