レアルのペレス現会長 Photo/Getty Images
ロドリ獲得公言のリケルメ氏に対抗
レアル・マドリードが今夏、大規模なチーム改革に乗り出す可能性が高まっている。クラブ会長選挙を前に対立候補のエンリケ・リケルメ氏が積極的に構想を打ち出すなか、現会長のフロレンティーノ・ペレス氏も水面下で大きな動きを進めているようだ。
ペレス氏率いるクラブ首脳陣は「最低5人」の選手入れ替えを伴うチーム再編を計画。守備陣と中盤の強化を最優先事項としているという。『MARCA』が報じた。
レアル・マドリードでは、すでにDFダニ・カルバハルとDFダビド・アラバの退団が決定。さらにDFエデル・ミリトンやDFフェルラン・メンディについてもコンディション面への懸念が残っており、最終ラインの刷新は避けられない状況となっている。
補強候補としては、リヴァプール退団が濃厚とされるDFイブラヒマ・コナテの名前が浮上。近年のレアル・マドリードはフリー移籍市場を積極的に活用しており、コナテ獲得もその流れに沿ったものだ。また、インテル所属のDFデンゼル・ダンフリースの獲得も決定的とされている。
一方、中盤についてもクラブ内部で長らく議論が続いているようだ。MFオーレリアン・チュアメニ、MFフェデリコ・バルベルデ、MFエドゥアルド・カマヴィンガといった運動量やフィジカルに優れる選手は揃っているものの、試合を組み立てる創造性の高いプレイメーカータイプが不足しているとの見方がある。
実際に対立候補のリケルメ氏は、マンチェスター・シティ所属のMFロドリ獲得を公約として掲げており、中盤強化が今夏の重要テーマであることがうかがえる。
また、監督人事にも注目が集まっている。
攻撃陣については大幅な変更は想定されていない。オリンピック・リヨンへのレンタル移籍から復帰予定のFWエンドリックを加えれば、すでに世界屈指のタレントが揃っているとの評価があるためだ。
そのためクラブは、補強よりも新監督がFWキリアン・ムバッペやFWヴィニシウス・ジュニオールら攻撃陣の能力を最大限に引き出すことに期待しているという。
ペレス会長陣営は「トップレベルの補強が実現する」と自信を見せており、選挙後には大型補強の詳細が明らかになる可能性もある。
クラブはこれまでも世界最高クラスの選手獲得を続けてきたが、今夏もその方針に変わりはないようだ。新体制発足とともに、再び銀河系軍団の大改革が始まろうとしている。

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