Do228の改良版

 ドイツの航空企業であるゼネラル・アトミックス・エアロテック・システムズ(GA-ATS)は2026年5月6日、現在新型機「Do228 NXT」の開発・製造を進めていると発表しました。

日本の離島路線でも活躍の“ドイツ製航空機”新型が初飛行に成功...の画像はこちら >>

 同機は、GA-ATSの前身であるドルニエが開発した双発ターボプロップ機「Do228」をベースとした機体で、5月2日に初飛行を終えたとのことです。

同社は「広く知られ人気の高いドルニエ228の最新改良型であるDo228 NXTが初飛行に成功しました。この瞬間は、過去数ヶ月にわたるチーム全体の努力が報われたものであり、大成功を収めました」と発表しています。

 Do228 NXTは、特殊任務や輸送飛行に対応できる即応性と多用途性を備えた航空機となる予定で、民間ではなく軍用での運用を中心に想定されています。

 最新技術を反映した多くの現代的なコンポーネントが導入されており、主な改良点として、キャビン内のLED照明、ブレーキシステムの刷新、新型電動空調システムの搭載、新しい姿勢・方位基準システム(AHRS)などが挙げられます。

 また、より効率的な部品の採用や生産工程の最適化により、コスト削減や軽量化といった副次的なメリットも得られています。さらにDo228と同様に短距離離着陸性能にも優れており、短い滑走路からでも離着陸が可能です。緊急時の運用にも適しており、当初の想定通り軍用に適した機体となっています。

 なお、ベースとなったDo228については、国内でも新中央航空が運用しており、調布飛行場と東京の島嶼部を結ぶ路線で使用されています。

【動画】おお、飛んだぞ! これが、初飛行した最新型のDo228 NXTのです

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