この記事をまとめると
■クルマに搭載される12Vバッテリーにはサイズや容量の違いなどさまざまなタイプがある■大排気量ディーゼル搭載のトラックは12Vバッテリーを2個つないで24V仕様になっていることがある
■どうして12Vに統一されていないのかトラックのバッテリーの電圧について解説する
12Vバッテリーを直列に2個つないでいる
クルマは必ずバッテリーを搭載してあり、12Vの鉛蓄電池が使用されている。その歴史は古く、100年ほど前にセルモーター(電動エンジン始動装置)が開発され、そのころに初めて搭載されたという。
このような単純な用途なら、バッテリーが1種類でもよさそうなものである。ところが、実際に購入するためにショップに行くと、店頭にはたくさんの種類が並んでおり、車検証と適合表をにらめっこして探さなければならない。それでも、30年ほど前まではそれほど種類が多くなかったのだが、近年は同じ名前のクルマでも、年式・型式の違いで搭載するバッテリーが変わってくるほどバリエーションに富んでいる。
これには、大きくふたつの理由がある。ひとつ目は、バッテリーを収めるスペースの問題だ。クルマの設計はエンジンや外観など、どうしても譲れない部分があるために、それらが優先されて決まっていく。極端な話、バッテリーはメンテナンスさえ可能な状況になっていれば、空いたスペースにむりやり収めるような配置になっている。ゆえに、クルマによって寸法に違いが発生するのだ。
もうひとつは、セルモーターの性能である。エンジンを始動するために使われるセルモーターは、エンジンの性能に合わせて設計される。
それでも、乗用車はガソリンエンジンがほとんどなので、サイズ・性能は違っても12Vのバッテリーで用が足りる。しかし、ディーゼルエンジンの始動にはさらに大きな電力が必要になってくる。そのために、12Vバッテリーを直列に2個つないだ、24Vのトラックが登場したのである。とはいえ、すべてのディーゼルトラックが24Vというわけではない。ディーゼル乗用車がそうであるように、12V車も存在する。その境界線はおおよそ3000㏄で、これ以上の排気量のトラックは、大きなバッテリーを2個積んでいるということだ。
ちなみに、トラックで使用される多くの電装品(電気パーツ・電動アクセサリー、たとえば電球・カーナビ・ドラレコ・車載用湯沸かし器など)は、それぞれの電圧に対応した機器を使用しなければならない。すなわち、24V車はそれに対応する電装品でなければ装着・使用ができないということだ。
クルマの多くは12Vであるため、24Vトラックのそれらパーツはどうしても種類が少なく、割高になることも多い。そのため、トラックドライバーの間ではカー用品店ではなく、トラック用品店が重宝されるのだ。
おもに小型トラックで採用されているEV(電気自動車)の場合、多くは駆動用バッテリーとしてリチウムイオンバッテリーを使用している。このバッテリーは駆動用として高電圧で使用するだけでなく、その一部を取り出して12Vや24Vに変圧することも可能だ。ところが、実際は始動用として従来のバッテリーと同じ補機バッテリーを搭載している。これは、システムをオフにしているときに高圧の駆動用バッテリーを切り離し、安全性を確保するというルールがあるためだ。
すなわち、今後EVやハイブリッドのトラックが増えたとしても、12V鉛蓄電池は活躍し続けることになるのである。

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