携帯料金値下げに反抗したドコモ社長“更迭”の舞台裏…菅首相とNTT社長の怒り

       

 NTTドコモは9月29日、12月1日付で代表取締役社長を現在の吉沢和弘氏から副社長の井伊基之氏に交代する人事を発表した。親会社NTTの澤田純社長が、ドコモがKDDIとソフトバンクとの争いでかつての業界トップの座を追われ、収益率では携帯大手3社中最低という体たらくに陥る事態を招いた吉沢氏に不満を募らせたことによる「事実上の更迭」だ。代表権を失い平の取締役となる吉沢氏は、携帯料金引き下げを至上命題にする菅義偉首相と総務省の強硬姿勢に不満を隠さなかったことでも、菅首相の怒りを買っていた。

会見で親会社社長からけなされる

「吉沢さん、ごめんね。ドコモはシェアこそ1位だけど収益は3番手だ」-―。

 29日のオンライン会見で澤田社長は隣に座る吉沢社長の経営手腕に率直な疑問を呈した。澤田氏は複数回「吉沢さん、ごめんね」と断りながら、ドコモの状況についての不満を述べた。

 吉沢氏は2016年に社長に就任して以来、今年春に発表された人事でも続投が決まり、「2期4年」の慣例を破る5年目を迎えていた。もともと今回次期社長に決定した井伊氏が6月の株主総会後にドコモ副社長に就任したことで、「今年開催されるはずだった東京五輪が終了した後の12月に社長交代する予定だった」(ドコモ関係者)。ただ、新型コロナで東京五輪が1年延期になったことで吉沢氏が花道を飾ることができなくなったばかりか、社長交代後は「特命担当取締役」という降格ポストに押し込められることになった。


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2020年10月6日の経済記事

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